『飛ばないけど曲がらない人が有利』…つまり日本初のGSが達成される!?いやいや『優勝賞金額アップは“ご祝儀”だったのね』というオチでしょう【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

『飛ばないけど曲がらない人が有利』…つまり日本初のGSが達成される!?いやいや『優勝賞金額アップは“ご祝儀”だったのね』というオチでしょう【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

幸せいっぱいの“イ・ボミ” ご祝儀を持って帰ることができるか(撮影:上山敬太)

<日本女子オープンゴルフ選手権 事前情報◇2日◇COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)◇6479ヤード・パー72>

いよいよ今週は国内女子公式戦3試合目「日本女子オープンゴルフ選手権」。ナショナルオープンでもデータ好き記者Aと、ドラマティックな展開大好き記者Mが結末を大予想。


■まさに“伝統の一戦”歴代覇者もビッグネームがずらり
1968年に始まった今大会は今年で52回目。当初は東京放送(TBS)主催、日本ゴルフ協会(JGA)協賛で開催されていたが、71年から現在のJGA主催のかたちに。それに伴い、3年間行われてきたTBS越谷ゴルフクラブから、現在のサーキットトーナメント(毎年開催コースが変わる)形式となった。また、開催当初は54ホールストロークプレーだったが、82年から現在の72ホールへと変わっている。

ナショナルオープンだけあって歴代覇者もビッグネームがずらり。その中で最多の勝利を挙げているのが樋口久子。第1回大会を制したのを皮切りに8度も栄冠を手にしている。また、第1回から第4回まで4連覇を飾っている。2016、17年と連覇をしている畑岡奈紗は昨年3連覇に挑んだが、元世界ランク1位のユ・ソヨン(韓国)に3打届かず2位。悔しさを胸に3勝目に挑む。

その他にも、岡本綾子、大迫たつ子、森口祐子、不動裕理といった永久シードプレーヤーから宮里藍、フォン・シャンシャン(中国)といった世界ランキング1位経験者まで多士済々だ。

■飛ばないけど曲がらない人が有利…つまり日本初の生涯GSが達成される!(記者A)
過去10年の優勝スコアを見ると11年のトータル12オーバーという数字が目を引くが、おおむねイーブンパーから5アンダーの間で収まることが多い今大会。過去10年で優勝スコアが2桁に達したのは4回。ただし、一昨年の優勝スコアはトータル20アンダー。この数字は畑岡が驚異的だったとしても4位の鈴木愛まで4人が2桁アンダー。昨年もソヨンがトータル15アンダーとスコアは出ているだけに、全米オープン(今年は除く)同様に、サディスティックなまでの難セッティングからスコアが出るセッティングへと変化しているといえる。今年も2つのティボックスを擁する9番は273ヤードのワンオン狙いをさせる日があるなど、同様の可能性が高い。

ただし、今年のCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコースは総距離が6,479(6,424)ヤードのパー72とここ数年では1番短い。一方でラフは80〜100mmとメジャーらしい長さもある。また、フェアウェイにもアンジュレーションがあり、グリーンも複雑な形状だ。2015年に行われた「日本シニアオープン」では元高校球児の大砲ながら“飛ばないけど曲がらない”でおなじみの平石武則が優勝。曲げないショットとメジャーのセッティングに対応できる技術が求められそうだ。

そうなれば最右翼はメジャーハンター・申ジエ(韓国)しかいないだろう。前々週の「デサントレディース東海クラシック」では8打差逆転を許した影響か、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも初日34位タイと出遅れたが、終わってみれば最終日にベストスコアタイをたたき出して7位タイ。古傷の右手首も、デサントで痛めた足も問題なさそうだ。メジャーは昨季だけで3勝と大舞台への強さも光る。粘り合いにもバーディ合戦にもついていける、まさに攻めてよし守ってよしの実力者は、勝てば日本ツアー史上初の生涯グランドスラム。ドラマ性だって十分だ。

また、現在フェアウェイキープ率9位で今大会2勝を挙げている宮里美香にも期待したい。飛距離よりも小技勝負とくれば、女子オープンハンターの血が騒ぐはず。前週を休みとして休養も十分。日本ツアー本格参戦後の初勝利が今大会でも全く驚きはない。

今季2勝、日本ツアー参戦後つねにボールストライキング(ショット力を表す数値)1位のショットメーカーであるイ・ミニョン(韓国)も気になるところ。ロングアイアンでボールを止められる“パワーフェード”が炸裂すれば、3年目にして日本のメジャータイトルが見えてくる。

■でっかい“のし袋”が登場か?(記者M)
先週は「デサントレディース東海クラシック」→「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」と2週連続でホステス大会を迎える選手が優勝する!と言いましたが…結果はデサントと契約する柏原明日架が優勝……。いい線行ってたな〜。当てることできたな〜。当てられたな〜。当てたみたいなもんだな〜。当ててたな〜。もはや当てたな〜。当てたといって過言ではないな〜。当てたな! 当てた!……はい! 実質、当てました!! 当ったり〜!!

すいません……いい大人が取り乱しましたが、今週はなんせ“女子ゴルファー日本一決定戦”! それくらいの勢いは出していきたいのだ。というわけで予想をするのだが、やっぱり今週はあのニュースが気になりますよね。そうイ・ボミ(韓国)結婚でしょう!今年12月に結婚式を挙げることが判明し、幸せムードたっぷりに三重に入ったボミさん。「ゴルフを辞めたいときも支えてくれた。愛されている実感があって…幸せです!」なんていうノロケ話でお腹いっぱいにさせてもらいましたが、絶対にパワーはんぱじゃないっすよね?

しかも、今回は初めて先月に行われた予選会を経てつかんだ本戦出場権とあって思い入れも強いはず! 今年から優勝賞金が、昨年までの2800万円から3000万円に増額されたのだが、この差額200万円を“ご祝儀”と考えると…うん!とても合点がいく話だ(?)。

優勝者は、表彰式で優勝賞金が書かれたパネルを手渡されるのだが、ボミさんが勝った場合、『2800万円』と書かれたパネルと、『200万円』と書かれた“のし袋”を手渡すなんていかがでしょう?……ま、とにもかくにも結婚&メジャーでの復活優勝という“Wおめでた話”に、今週はひとつ乗っかってみましょう!

【歴代優勝者】
2018年度:ユ・ソヨン
2017年度:畑岡奈紗
2016年度:畑岡奈紗
2015年度:チョン・インジ
2014年度:テレサ・ルー
2013年度:宮里美香
2012年度:フォン・シャンシャン
2011年度:馬場ゆかり
2010年度:宮里美香
2009年度:宋ボベ
2008年度:李知姫
2007年度:諸見里しのぶ
2006年度:ジャン・ジョン
2005年度:宮里藍
2004年度:不動裕理
2003年度:服部道子
2002年度:高又順
2001年度:島袋美幸
2000年度:肥後かおり
1999年度:村井真由美
1998年度:野呂奈津子
1997年度:岡本綾子
1996年度:高村亜紀
1995年度:塩谷育代
1994年度:服部道子
1993年度:岡本綾子
1992年度:日蔭温子
1991年度:ト阿玉
1990年度:森口祐子
1989年度:小林浩美
1988年度:谷福美
1987年度:吉川なよ子
1986年度:ト阿玉
1985年度:森口祐子
1984年度:大迫たつ子
1983年度:ト阿玉
1982年度:日蔭温子
1981年度:大迫たつ子
1980年度:樋口久子
1979年度:吉川なよ子
1978年度:清元登子
1977年度:樋口久子
1976年度:樋口久子
1975年度:二瓶綾子
1974年度:樋口久子
1973年度:小林法子
1972年度:佐々木マサ子
1971年度:樋口久子
1970年度:樋口久子
1969年度:樋口久子
1968年度:樋口久子

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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