大里桃子が“度胸満点”ラウンドで日本一に前進 「格上」畑岡奈紗との最終日最終組

大里桃子が“度胸満点”ラウンドで日本一に前進 「格上」畑岡奈紗との最終日最終組

大里桃子が日本一に向け畑岡との最終組でスタートする(撮影:村上航)

<日本女子オープンゴルフ選手権 3日目◇5日◇COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)◇6479ヤード・パー72>

強い風、難しいピンポジションに多くの選手が苦しめられた3日目の「日本女子オープンゴルフ選手権」。このなかでトータル11アンダーの2位で決勝ラウンドに進んだ大里桃子が、粘りをみせた。4バーディ・ノーボギーでトータル15アンダーまで伸ばし、畑岡奈紗と並ぶトップタイに浮上した。


「あがってみたらノーボギーという感じでした」と、あっけらかんと話した大里だったが、“度胸満天”のプレーでバーディを積み重ねた。まず圧巻だったのが1つバーディを先行させて迎えた4番パー4。ピンが左手前の傾斜に切られているロケーションで、バーディパットをグリーン右上10mの位置から放った。「90度くらい曲がるライン。入らなければどこまでも行ってしまうスピードだったけど、運よくバーディを獲ることができました」。

続いてのチャンスは7番パー4で訪れたが、ここも「めちゃくちゃ切れるラインでした。(外したら)グリーンギリギリまで行くんじゃないか」という難しい2.5mからのバーディパットだった。それでも「3パット覚悟で下に打たないとと思った」という一打が見事カップイン。その後は「(セカンドの)距離が長いところはグリーンセンターにボールを置いて、パーでもいいやという感じでメリハリをつけてやりました」と、風の状況も加味しながらラウンドを続けた。

タフなコンディションのなかでの上位争いだったが、「ずっと鼻歌を歌いながらプレーしました」と笑いながら振り返る余裕もみせた。「落ち着く(笑)」という韓国のアイドルユニットiKONの『PERFECT』を口ずさみながら、まさしく“完璧”なラウンド。最終18番もバーディで締めて、これで一足先にホールアウトしていた畑岡に並ぶトップで、クラブハウスに戻ってきた。

最終日は、その畑岡と同組。「自分のなかでは格上。しっかりついて行って、競えるように頑張りたいです」と、決意を示した。今週火曜日には渋野日向子と、仲がいい木下彩のステップ・アップ・ツアー初優勝の祝勝会を行った。「次は私がお祝いをしてもらえるように」。“日本一”の称号を得て、最高のパーティを開きたい。(文・間宮輝憲)

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