来年の参戦は? 渋野日向子が考える台湾出場と米ツアー行きの時期

来年の参戦は? 渋野日向子が考える台湾出場と米ツアー行きの時期

渋野日向子がこの時期に米ツアーに出場する意図を話した(撮影:和田彭郎)

<スタンレーレディス 事前情報◇9日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6572ヤード・パー72>

今週の月曜日に発表された渋野日向子の米国女子ツアー「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」出場(10月31日〜11月3日)。8月に行われた「全英AIG女子オープン」以来、3カ月ぶりとなる海外試合について、「スタンレーレディス」の会場で思いを語った。


「来年のオリンピックが大事なので、世界ランキングを上げたり、維持したりするにはアメリカツアーに出ないとダメだと思ったからです」。渋野は、国内女子ツアーが佳境に入る段階での米ツアー参戦理由をこう話した。ルーキーイヤーでの賞金女王戴冠という、史上初の快挙を狙うなか下した決断は、先を見据えてのことだ。

先週の「日本女子オープン」では、畑岡奈紗とユ・ソヨン(韓国)との同組で予選ラウンドを回り、大きな刺激を受けた。そこで湧きあがったのが、「米ツアーに興味が出てきた」という気持ちだった。すぐに米ツアー参戦というわけではないが、せっかくの推薦出場という場で「出るからには、いい成績を出したいなと思います」と、意気込んでいる。

全英優勝で米ツアーメンバー登録が可能となった渋野だが、今年は回避する意向。来季のメンバー登録も可能だが、「考えていないです」とした。来月18日(現地時間)が登録の期限。周囲との話し合いで最終的に決めることになると思われるが、「将来的に、とは考えています」と、あとはタイミングの問題とした。

ちなみに、先週の日本女子オープンを制した畑岡が獲得した世界ランキングポイントは20.5ポイントだったのに対し、米ツアーで優勝したシャイアン・ナイト(米国)の獲得ポイントは37。日本の公式戦でさえ、米ツアーの約半分強という現状を踏まえれば、よりポイントが稼げてレベルアップを図れる米ツアー参戦が早まってもおかしくない。

今季の目標に定めていたシード権獲得を早々にクリア。ツアー2勝目、全英優勝をはさみ、獲得賞金1億円に上方修正した目標もすぐさま達成した。現在賞金ランク2位の渋野は、現在国内賞金女王を視野に入れシーズンを送っているが、今週は1位の申ジエ(韓国)が左足首痛のため欠場を表明。その座を奪うチャンスも訪れている。そこにきての米ツアー参戦。ミラクルを起こしてきた渋野が、どんな戦いを見せ、そしてどんな結末が待っているのか。期待が膨らむばかりだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>