富士の麓で…原英莉花が去年のリベンジを果たす! それとも…“解き放たれる実力者たち”が爆走する??【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

富士の麓で…原英莉花が去年のリベンジを果たす! それとも…“解き放たれる実力者たち”が爆走する??【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

原英莉花が昨年のリベンジを果たすか?(撮影:岩本芳弘)

<スタンレーレディス 事前情報◇10日◇東名カントリークラブ(静岡県) ◇6572ヤード・パー72>

今週は国内女子ツアーで4試合ある静岡県開催トーナメントの最後を飾る「スタンレーレディス」。3日間大会ながら賞金総額は1億円という高額賞金大会の結末を、データ好き記者Aと、ドラマティックな展開大好き記者Mが大予想。


■戦略性が求められるコース
1980年にうぶごえを上げた今大会は、初年度が埼玉アサヒカントリークラブ、そして第2回大会以降は廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部と埼玉県でずっと行われてきたが、2003年から今の東名カントリークラブへと舞台を移した。

その東名カントリークラブは、富士の裾野にあり霊峰富士を望むアップダウンが特徴的な丘陵コース。打ち上げ・打ち下ろし・谷越え・池越えとよりどりみどりで戦略性が求められるコースだ。

■複数回優勝者が多い大会 悩める3人のショットメーカーにも勝機ありか(記者A)
歴代優勝者を見てみると目を引くのが、東名カントリークラブとなって以降の15試合で、今大会の優勝がツアー初優勝だった、という選手がカン・スーヨン(韓国)しかいないこと。もっともそのスーヨンは米国ツアー、韓国ツアーを過去に制しており、キャリア初勝利というわけではない。データ的に未勝利の選手にとっては鬼門ということが分かる。

複数回優勝が多いのも今大会の特徴。有村智恵、アン・ソンジュ(韓国)が3度、不動裕理が2度優勝している。また、東名カントリークラブはアップダウンがきつく、砲台グリーンも多い。ショットの精度、高さも求められる。

順当に行けば先週予選落ちを喫した悔しさから、火曜に現地入りしたソンジュ、有村となるが、ここは原英莉花、渋野日向子の黄金世代2人を推したい。ともに高い球を打つことができ、アップダウンの激しいコースでも3日間戦える体力を兼ね備えている。特に原は昨年大会で首位発進と相性も悪くない。

■“脚をためていた”みなさ〜ん!好きなだけ富士山麓を駆け回ってください!(記者M)
『畑岡奈紗強し!』を印象づけた、先週の日本女子オープン。その大会で、悔さで目を真っ赤にしたのが2位タイに終わった大里桃子だった。しかし、この結果来季の賞金シードが確実になったことを聞くと、一気に笑顔に。シーズンも終盤に差し掛かり、来季の“職場確保”は、選手にとってやはりホッとするものでしょう!

そのタイミングで迎えるのが、3日間で賞金総額1億円の今大会だ!優勝賞金は1800万円…選手たちも、パチパチとそろばんをはじきたくもなるのでは? 大里は女子オープン前の賞金ランクが58位と“シード圏外”だったのだが、そこからの生還だった。このままで行くと、今季終了時には新シード選手がたくさん生まれそうな状況だが…先週の流れも加味して、今回は『ランク50位以内を“守りたい”選手たちの意地を見てみたいよね』、この観点に絞ることに決めました!

今回の出場選手から、現在51位以下の賞金シード勢を見てみると…51位の永峰咲希、55位の東浩子が現時点で圏外。10年に初シードを獲得して以降、これまでその座を守り続けてきた藤本麻子も62位と苦しんでる。1つ下に佐伯三貴、さらに64位にジョン・ジェウン(韓国)と続いて、66位からは森田遥、大山志保(今大会は欠場)、木戸愛、フェービー・ヤオ(台湾)、木村彩子と5人並びだ。

さらにこの下にも一ノ瀬優希(76位)、権藤可恋(80位)、大江香織(87位)、大出瑞月(88位)がいて、ディフェンディングのささきしょうこが94位に位置。そして今季肩の故障などで苦しむ香妻琴乃が108位だが、今年も派手な“一発ツモ”が見られたら、ハイパードラマティックだ! ガムシャラに初シードを目指す若手選手が目立つなか、ここまで“雌伏の時”を送ってきた実力者のみなさ〜ん! 美しいMt.Fujiを横目に、ためていた脚を一気に開放して、爆走を決め込むのはいかがでしょう?

【歴代優勝者】
2018年:ささきしょうこ
2017年:吉田弓美子
2016年:アン・ソンジュ
2015年:イ・ボミ
2014年:アン・ソンジュ
2013年:カン・スーヨン
2012年:有村智恵
2011年:有村智恵
2010年:アン・ソンジュ
2009年:有村智恵
2008年:福嶋晃子
2007年:上田桃子
2006年:古閑美保
2005年:表純子
2004年:不動裕理
2003年:不動裕理
1995年:黄璧洵
1994年:森口祐子
1993年:森口祐子
1992年:李英美
1991年:大城あかね
1990年:安井純子
1989年:日蔭温子
1988年:吉川なよ子
1987年:吉川なよ子
1986年:浜田光子
1985年:呉明月
1984年:鈴木志保美
1983年:吉川なよ子
1982年:日蔭温子
1981年:岡本綾子
1980年:吉川なよ子

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