成田美寿々、地元Vにかける思い 賞金全額寄付の戦いがスタート

成田美寿々、地元Vにかける思い 賞金全額寄付の戦いがスタート

強い決意を胸に挑む(撮影:佐々木啓)

<富士通レディース 事前情報◇17日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675ヤード・パー72>

ディフェンディングというのもありますし、台風のこともあったので、地元では絶対に頑張りたいという気持ちがすごく強いです」。強い決意のもと、成田美寿々が過去2勝を挙げている「富士通レディース」初日を前に、意気込みを語った。


先週末、日本列島を襲った台風19号が猛威を振るった千葉県。大きな被害を受けている同県市原市出身の成田にとって、今大会は並々ならぬ思いで臨むことになる。2012年にツアー初優勝を飾った思い入れの多い大会は、昨年大会も制し相性も抜群。様々な思いを胸に、連覇への気持ちがよりいっそう強くなっている。

台風被害とともに、ピンポイントで竜巻が襲ったのは成田の自宅から車で5分程度の場所。「本当にこわいです。今回は一瞬停電して」と、先月の15号のときは2日間の停電も経験。被害を受けた地元で自らを鼓舞しないわけにはいかない。

「何かをしなきゃ」という思いも、自身も被害を受けた地域出身。それでも、「今週の賞金は全額寄付しようと思っていて。みんなで力を合わせて被災地に力を届けたいというのはあります」と、結果を求める大会。「千葉に向けて、みんなでバッジをつけます」と、『千葉に届け』と書かれたバッジを選手が身につけ、3日間プレーすることにもなった。

400コつくったバッジは関係者などにも配られ、早期の復興を願う取り組みの陣頭指揮を執る成田。当初は千葉に向けての取り組みだったが、今回の台風は日本各地で大きな被害をもたらした。全国の被災地へ。そしてゴルフファンに向けて。成田の、必死で前向きなプレーが勇気を与えるはずだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>