「準備OK…じゃない(笑)」 渋野日向子は大一番を前にショット不安を吐露

「準備OK…じゃない(笑)」 渋野日向子は大一番を前にショット不安を吐露

渋野日向子(撮影:上山敬太)

<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前情報◇23日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6510ヤード・パー72>

賞金総額2億円、優勝賞金3600万円。賞金女王への大一番となる「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」が明日開幕する。目下賞金ランキング2位につける渋野日向子だが…、開幕を前に「準備OK…じゃない(笑)」と冗談めかしつつも状態の悪さを話した。


とくにショットが懸案事項のようで、「ひどいですね。アイアンもだし、特にドライバーはやばい」。その原因はアドレスから生じるズレのようで、「構えた向きから違いますね。自分が思った以上に左に向いています。ボールが真っすぐ飛んでいても違和感があります」とアライメントの不安が拭えない。

そういった状態だからこそ、大きな意味を持ちそうなのが、先週一週間磨いたウェッジショットとアプローチ。試合に出場しなかった期間を利用し、重点的に取り組んできた。「52度、56度とWを大体握っていました」。50ヤードから100ヤードまで10ヤード刻みで距離感をチェック。「多少距離感は合ってきました」とズレは解消しつつある。

また、アプローチでは「今までやっていないグリーン周りで球を上げて止める」ことを磨いた。「最近アプローチがショートしていた場面が多かったので」と、ラストスパートに向けて新たなバリエーションに着手した。その手応えについては「まだ自分が練習してきたのは、きょう打てていないですが…(笑)」と試すことはできなかったが、引き出しの1つとしてビッグトーナメントに挑めそうだ。

賞金ランキング1位の申ジエ(韓国)との差は約600万円。「この試合は大事だなと思っています。この大会で上位に行けば近づくと思います。まだ国内ツアーは5試合(台湾の米ツアーに出るため1試合は欠場)あるので、しっかりと頑張りたい」。全英から帰国後、調子が上がらないなかでの1カ月で、13位、3位、5位と上位にしっかりと入っていた渋野。持ち前の修正力と新たに手にした武器で尻上がりに調子を上げ、これまでのように「終わってみれば上位」といきたい。(文・秋田義和)

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