白佳和と“やらない勇気” 39歳苦労人が19年目の賞金王戴冠【AbemaTVツアー】

白佳和と“やらない勇気” 39歳苦労人が19年目の賞金王戴冠【AbemaTVツアー】

白佳和がゴルフへの向き合い方を変え、来季不惑のシーズンを迎える(撮影:ALBA)

<JGTO Novil FINAL 最終日◇25日◇取手国際ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6811ヤード・パー70>

国内男子下部ツアー(AbemaTVツアー)今季最終戦「JGTO Novil FINAL」は、悪天候によるコースコンディション不良のため最終日が中止となり、2日目終了時点で単独首位に立っていた白佳和がツアー2勝目を挙げた。白はこの優勝により賞金王も獲得。40歳で迎える来シーズンはレギュラーツアーでの戦いに身を投じる。


今季は5月の「太平洋クラブチャレンジ」で19年目の初優勝。2勝目は最終日中止という思わぬ形で舞い込んだが、シーズンを通じて安定した成績を残してきたからこその賞金王だ。2014年に長らく守ったレギュラーツアーのシード権を失ってからは低空飛行が続く日々。度重なる故障に、パターイップスまで発症し、「ゴルフをやるかやらないかという瀬戸際まで追い込まれていた」。

調子が上がらず練習量が増加することによる、オーバーワークが故障の原因。来月40歳になる今年はその悪循環を脱するために、練習量をセーブしてコンディションを重視した。「今まで年齢を無視してやっていたので、練習をすればするほど下手になっていく。テストの前の日は勉強したいじゃないですか。でも、それをしないで行く。すごく勇気がいるけど、やらないっていう勇気を持った」と、若手時代とは違う自身との向き合い方を見つけ、上のステージへの切符をつかみ取った。

充実のシーズンを終えた賞金王は「新星・白佳和に生まれ変われた」という。「この5年間はレギュラーツアーで優勝するための準備期間だったと思う。来年のレギュラーツアーが本番。優勝できるように頑張りたい」。不惑のショットメーカーは自身と向き合う“やらない勇気”を持って、レギュラーツアーに返り咲く。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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