すでにツアー勝利のルーキー、モリカワさんとウルフさん 日本の印象は「オーガスタみたい」

すでにツアー勝利のルーキー、モリカワさんとウルフさん 日本の印象は「オーガスタみたい」

マシュー・ウルフ 変則スイングですが、飛ぶしおもしろい!(撮影:佐々木啓)

<ZOZO Championship 2日目◇25日◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>

「テレビでしか見たことがないけど、こんなに多くの人がいるのはオーガスタみたいだね」。変則スイングながら、デビュー間もない7月にツアー初勝利を挙げているルーキーのマシュー・ウルフ(米国)が、初日を終えて大会の雰囲気を口にした。


木曜日の第1ラウンドには1万8000人を超える大ギャラリーが会場に押し寄せ、米国男子ツアーの選手達に声援を送り続けた。どこに行っても人の波は途切れず、そんな雰囲気を前に、ルーキーも目を丸くした。

「すごくにぎやかで、アメリカでももっとこういう雰囲気になってほしいね」とはウルフ。礼儀をわきまえつつ、楽しそうにプレーを観戦する日本人ファンの様子を心から歓迎したようだ。

初日は2バーディ・1ボギーの1アンダー・14位タイ。両足でステップを踏み、体を揺らしながら放つショットは米国でも人気の的だが、ここ日本でも大きな注目を集めた。週末にはさらに大勢のギャラリーが集まる見込み。バーディ量産ゴルフでさらにファンを増やしたいところだ。

ウルフの優勝から3週後にこちらもルーキーとしてツアー制覇を果たしたコリン・モリカワ(米国)も日本を堪能している。日本と中国のハーフで「何代目なんだろう、日系3世かな。もちろんルーツはジャパンだよ(笑)」ということだが、日本に来るのはこれで2度目。「今年いちばん楽しみにしていたんだ」と、常に笑顔で答えてくれた。

初日は1オーバー・33位タイとやや出遅れたが、「コースもすばらしいし、この雰囲気もグレート。もっといいプレーを見せたいね。不思議なのはダブルグリーンだけど(笑)」と、ジョークを交えながら話すその顔は、当たり前だがとってもジャパニーズ。「日本語は話せないんだ、ごめんね」としたが、日本のファンにモリカワの名前を覚えてもらう最高のチャンスだ。

巻き返しを図る週末にはぜひ応援を。ちなみに、「大会終了後には東京観光に出かるんだ。それも楽しみ」とひとときのバケーションを楽しんで、来月行われる日本ツアーの「ダンロップフェニックス」で再び来日する。和の血を継ぐモリカワ。この名前は覚えていて損はないですよ。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>