優勝を味わって見つけた新たな課題 柏原明日架が大事にしたい“この先”

優勝を味わって見つけた新たな課題 柏原明日架が大事にしたい“この先”

同郷の永峰咲希(左)と回った柏原明日架 好位置で最終日を迎える(撮影:鈴木祥)

<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目◇26日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6510ヤード・パー72>

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で初優勝を挙げて以降、初めて同組となった同じ宮崎県出身で同級生の永峰咲希とともにスコアを伸ばして、トータル8アンダーの4位タイにつけた柏原明日架。「一緒に回った選手とすごくリズムが合ってやりやすかったです」と組の勢いにも乗って上位につけた。


とはいえ、首位とは6打と少し差がある。「あと1日、18ホールしかないので1ホールでも早く追いついて良い位置にいられるのが目標です」と当然ここから逆転優勝を狙っていくが、もう一つ大事にしたいことがあるという。それがオンオフの切り替え。

「初めて優勝して想像以上にいい景色で“もう一度勝ちたい”とより優勝への気持ちが強くなりましたが、その一方で勝つと非常に疲れるということも分かりました。優勝争いの最中は気持ちで持っていますが、終わってみるとプロテスト以来かなというくらい疲れていました。毎試合優勝争いをすれば、そういったものと戦っていかなければいけません。それでもありがたいことに毎週試合がある。そういったなかで、調整が上手い選手になっていかないといけません」

だからこそ、全てに全力になるのではなく、「気を抜くところは抜く」というメリハリが大事になってくる。「一点集中ではないですが、オンオフをしっかりと分けてやっていきたいですね。特にこれからリコーやTOTOといった大きな試合、4日間大会が多くなるからこそ大事になる」。常に全力だけでは、ここぞというときに力を発揮できない。集中力も切れる。大事な場面で全力を出せるコントロールをもっと磨いていかなければならない。

勝みなみ、永井花奈らとアマチュア旋風を巻き起こした柏原も気がつけばプロ6年目。ひたむきなルーキーたちにはない円熟味も身につけつつ、初勝利以来の優勝争いへと向かっていく。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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