前澤氏からタイガーへ『ラブコール』 怒濤の1週間は最高のフィナーレへ

前澤氏からタイガーへ『ラブコール』 怒濤の1週間は最高のフィナーレへ

ウッズと前澤氏、大会を盛り上げた2人(撮影:佐々木啓)

<ZOZO Championship 最終日◇28日◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>

『前澤さーん、ありがとう!』。表彰式が行われた18番グリーン。タイガー・ウッズの隣に並んだ前澤友作氏に向けて、観客から声が飛んだ。


待ちに待った、日本で初めて行われる米ツアー「ZOZO Championship」が開幕。初日から1万8000人を超える観客で賑わったが、台風21号の影響で2日目は中止。翌日は安全を考慮して観客を入れずに競技が行われた。最終ラウンドは28日(月)にまでずれ込み、激動の5日間はタイガー・ウッズ(米国)と松山英樹の優勝争いの末、ウッズが勝利。これ以上ない展開で幕を閉じた。

本大会の開催において大役を担ったのがZOZO前社長であり、大会名誉会長の前澤氏。「本当に、ただただ、ありがとうございますという気持ちです」と無事に72ホール完遂できたことを喜んだ。

「台風で多くの被害を受け、たくさんの方々が苦しい思いをしてきた。ZOZOが、少しでも光や、皆さんを笑顔にするきかっけになればと思ってスタートしました。マンガにあるような、第1回からこんなに盛り上がっていいんだろうかという展開。台風に悩まされる全国のみなさん、ゴルフファンの皆さんの笑顔に、少しでもつながればと思います」。

プロアマ戦ではウッズとともに回り、初日はウッズの組に18ホールついて歩くほど、自身もゴルフ熱が高い。2日目の中止が決まった際は、『本当に申し訳ありません。悔しい。本当に悔しいです』と悲痛な思いを自身のSNSで発表していた。

この日は一部のチケットを持つ観客のみに入場が限られたが、歴史的な1日に習志野CCは大いに沸いた。「今年で終わりではなく、来年以降も続いていきます。2日目、3日目に合計約4万名の人が来場できる予定だった。そういった方のためにも、来年絶対盛り上げなければいけないので、タイガー・ウッズ選手にも、ぜひ来てほしい」。そんな思いを込めて、前澤氏が表彰式に集まった観客を巻き込んでタイガー・コールを促した。

会場中に響き渡る『タイガー!』の声に、笑いながら手を挙げて応えたウッズ。「情熱的なファンの前でプレーするのは楽しい。また来年、この経験ができることを楽しみにしている」(ウッズ)。日差しに照らされて輝くトロフィーをウッズに手渡した前澤氏。波乱の展開となった1年目は、ゴルフファンの記憶に深く刻まれたことだろう。(文・谷口愛純)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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