タイガー・ウッズと松山英樹、2人の激闘に青木功が感じたこと

タイガー・ウッズと松山英樹、2人の激闘に青木功が感じたこと

多くの人を魅了したのは、技術だけではない(撮影:岩本芳弘)

<ZOZO Championship 最終日◇28日◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>

日本で初めて開催された米ツアーは、タイガー・ウッズ(米国)と松山英樹による優勝争いの末、ウッズが通算82勝目を手にした。初日は1万8000人超え、27日(日)は2万2000人強の観客が会場を埋め尽くし、熱気に満ちあふれていた。


台風21号の影響で中断や“無観客試合”をはさむ異例の1週間となったが、大会としては大盛況で幕を閉じた。優勝カップを掲げるウッズを見ながら、日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の青木功は「これだけの人を集められる選手がでてきてくれたら」と口にする。

「見ていて、何かを感じられるパフォーマンスができる選手が出てきてくれたらいいと思う」。今年の8月に膝の手術を行い、43歳で米ツアー最多タイの82勝を達成したウッズ。今年は海外メジャー「マスターズ」で復活優勝を果たし、多くの選手やゴルフファンの心を揺さぶった。「タイガーは43歳でもできるんだというのを今見せているし、人を引っ張る魅力をもった選手。こういう選手が、一人と言わず3人くらいでてきてくれたらいいな」。青木自身、『出来ないことはない』と思いを常に持ち、40代に入ってから20勝近くを重ねてきた。日本の選手たちにも「闘争心を持って、自分の人生だと思ってやるような気持ちで。そうすれば違った意味でも迫力を見せられるし、気持ちが伝わってくる」と期待をかけた。

また、ウッズとの3打差を追いかけた松山に対しては、「いわゆる“鈍感力”が素晴らしい。“何がタイガーだ”という、そのくらいの闘争心を持たないと。それがあればもっと盛り上がる」と語った。

苦難を乗り越えて輝くウッズと、果敢に挑む姿勢を貫く松山。「ZOZO Championship」の第1回大会は、そんな2人のドラマがぶつかり合ったからこそ多くのファンを虜にした。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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