絶対に頑張る2つの理由 横峯さくらは強い気持ちで台湾選手権へ

絶対に頑張る2つの理由 横峯さくらは強い気持ちで台湾選手権へ

ホクト株式会社のマスコット「ブナピー」のヘッドカバーを手に笑顔(撮影:ALBA)

<スインギング・スカーツLPGA台湾選手権 事前情報◇30日◇ミラマーゴルフ カントリークラブ(台湾)>

最終戦となってしまう可能性を消すためにも、あす開幕の「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」は、横峯さくらにとって非常に大きな意味を持つ。今季の米国女子ツアーも今週を含め残り3戦。最終戦は、次週終了後のポイントレース上位60人のみが出場可能で、横峯は現在67位と微妙な位置にいる。

「今週トップ10に入れば最終戦への可能性が見えてきます。来週のTOTOは今の段階でウェイティング1番なので、もしかしたら今週が私の今季最終戦になるかも(笑)」と、今週の結果、次週の「TOTOジャパンクラシック」への出場可否によっては、米ツアーのシーズンを締めくくることにもなってしまう。そのため、「悔いの残らないようにしたいですね」とリラックスムードの中でも、気合は十分だ。

加えて、横峯には頑張らなければいけない理由がある。先の台風19号を含む多くの水害を受けた被災地に対して、心を痛めている。今季から横峯をスポンサードしているホクト株式会社も大きな被害を受け、450トンのキノコが被害を受けた。「アメリカにも工場があって、毎週ホテルに大量のキノコを送っていただいて、すごい量なので、他の日本人にも配っているんです。今回の被害は本当に心が痛いです」と、悲痛な思いを持っての出場ともなる。

「いろんな思いがある試合になります。空回りしないようにしたいです」と、結果を求める大事な試合に強い気持ちで臨む。先々週は三半規管内にある耳石(じせき)が剥がれたことによって急性のめまいに悩まれたが、すでに完治。ラグビーワールドカップのイングランド対ニュージーランド戦を観戦に行くなど、メリハリをつけたオフウィークも過ごした。あとは決戦の台湾で上を目指すのみ。今週のさくらはきっと、いつも以上に魂のこもったプレーをみせてくれるはずだ。(文・高桑均)

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