3817万円差も…「あきらめていません」 鈴木愛が“逆転賞金女王”に向け勝負の終盤戦に挑む

3817万円差も…「あきらめていません」 鈴木愛が“逆転賞金女王”に向け勝負の終盤戦に挑む

鈴木愛が“逆転賞金女王”に向け終盤へ(撮影:米山聡明)

<樋口久子 三菱電機レディス 事前情報◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(6,585ヤード・パー72)>

前週の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で左手親指痛から5週ぶりに復帰した鈴木愛。「樋口久子 三菱電機レディス」開幕前日に、ハーフラウンド後に日が暮れるまで練習を行うなど調整を重ねた。


投光器がたかれた練習グリーンからあがってきた鈴木。「毎年、この会場に来るとグリーンが難しいなと思う。下からでも曲がるラインや、なかなか入りそうにないポジションが多い。横、上につくと1mでもなかなか入らないくらい傾斜も強い。見ている人は『何であれが入らない』と思う人がいるかもしれないけど、やってる方はすごく難しいです」。遅くまで練習をする姿はいつもと変わりはないが、警戒心を示すグリーン攻略に向け、自然と練習の熱量も高まってくる。

復帰戦となった先週はカットラインに1打及ばず、今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来の予選落ち。しかし、これについては「ショット、パットは悪くなかった。グリーンの足跡でショートパットが跳ねて入らなかったり、お先を外したり運もなかった。もったいないところが何個かあっただけで、フィーリングは全体的にいい」と、決して不安材料ではない。

長期離脱の原因となった親指も、「多少気になることはあるけど、痛いことはない」と心配なしを強調。「後半戦にあまり勝ててこなかった」という これまでのキャリアを覆すためにも、再度ギアを上げていく。

シーズンも、この試合を含め残り5試合。終盤戦の目標については、「最低1回は勝ちたい。2勝できれば満足」とあくまでも“優勝”を設定している。そしてその先に見据えるのが逆転女王だ。

「賞金女王もあきらめていません」と、決意をにじませた鈴木は、現在8748万5165円で賞金ランク4位。トップの申ジエ(韓国、1億2565万8732円)との差は約3817万円と決して小さくはないが、目標を達成することでこれを縮めていくつもりだ。勝負の5連戦の初戦が明日幕を開ける。(文・間宮輝憲)

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