米ツアーメンバーになる河本結へ 元世界1位からの“助言”

米ツアーメンバーになる河本結へ 元世界1位からの“助言”

申ジエから河本結へ 贈る言葉(撮影:GettyImages)

来季の米ツアーメンバー入りをかけ、最終予選会の「Qシリーズ」に参加していた河本結。トータル5アンダー・9位タイで8日間、計144ホールの長い戦いを終え、上位45位タイまでに入った選手に与えられる来季出場権を獲得した。


来年海を渡る河本へ、かつて米ツアーを主戦場にし、世界1位にまでのぼりつめた申ジエ(韓国)が、米国で戦ううえでの心構えについて話した。

今週出場する「樋口久子 三菱電機レディス」の会場で、予選会での活躍ぶりを耳にしたジエ。すると「河本さんは性格も明るいし、精神面もとても強い選手。挑戦する気持ちが大切だし、今の姿勢を保ち続けたら米国でも通用すると思います」と、まずは21才の活躍に“太鼓判”を押した。ただこれに続け、米国で戦ううえでの難しさがプレー以外にあると話した。

それが『生活』の部分。「米ツアーは移動が大変になってきます。あまり家に帰ることができず、常に移動をしている印象を受けると思います」。自身も、この移動面の大変さも考慮し米撤退を決めたことをかつて話していたが、広大な土地が舞台となるだけに、ここは避けて通ることができない問題となる。それを乗り越えるため、「大切になってくるのが、いかなるチーム、スタッフに巡り合えるか。移動が続き、それが寂しい気持ちにつながることもあるので、いいサポートを得られるといいですね」とアドバイスを送った。

特に参戦初年度は、毎試合知らないコースでのプレーが続いていく。「生活がなによりも大切です。どれだけ素晴らしい技術を持っていたとしても、それを発揮できる環境、ベースを固めていくことが大事になってきます」。いかにアジャストしていくか、これが重要になってくる。

そして最後に、「どんどん自己アピールをしていってほしいですね。河本さんが持っている明るさを外へ外へ出し、内気にならずに、周りと接してもらえればいいですね」とエール。ほほ笑みとともに、“後輩”の挑戦を後押しした。(文・間宮輝憲)

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