渋野日向子は“トンプソンさん”との初日同組に「憧れの人なのでうれしいです」

渋野日向子は“トンプソンさん”との初日同組に「憧れの人なのでうれしいです」

渋野日向子はレクシー・トンプソンとのマッチアップに何を思う?(撮影:上山敬太)

<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇7日◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6659ヤード・パー72>

米ツアー3戦目に挑む渋野日向子が大会開幕を翌日に控え、インコースの9ホールをラウンド。最終調整を行った。午前中にコース入りすると、ショット練習のあと入念なアプローチ練習を行い、原英莉花とともに練習ラウンドへ出た。「昨日もいい感じでしたが、きょうもショットの感じは良かった」と、笑顔で大会に臨む。


先週は台湾開催の米ツアーに参戦し39位タイ。強い風に慣れない芝と苦戦を強いられたが、ショットには好感触を覚えた。今週も引き続き好調をキープできているが、目下の課題はアプローチ。「砲台グリーンが多いので、ロブショットが必要」と、今週は入念にグリーン周りの感触を確かめた。

将来の米ツアー参戦に向けても小技のレベルアップは不可欠。「レギュラーツアーの最初の時よりは高い技術を求めてレパートリーを増やしているので、それを試合でやらないと」。グリーンを外したときのパーセーブに重きを置く戦いとなる。実戦でこそ磨ける微妙な感覚を、今週はスコアメイクにつなげる構えだ。

会場の瀬田ゴルフコース 北コースは受けグリーンで奥から手前に向かって極端な下りとなるホールがカギとなる。「手前から攻めて行けたらいいと思いますが、(グリーンへのショットが)あまり跳ねないので、攻めるところは攻めていけるかなと思います」。ピン奥を警戒するが、バーディ奪取のイメージも湧いている。メリハリのきいたゴルフで、上位争いに名を連ねたいところだ。

初日は、米ツアー屈指の飛ばし屋、レクシー・トンプソン(米国)と今年の「日本女子オープン」予選ラウンドでも同組となったユ・ソヨン(韓国)とのラウンド。「トンプソンさんは高校のときから憧れです」と、世界屈指の飛距離を誇る選手とのラウンドを「うれしいです」と心待ちにする。「どれくらい(ドライバーで)置いていかれるのか楽しみです(笑)」と、平均飛距離277.1ヤードで米ツアー5位のレクシーとの差は埋めようがないことは承知の上。そのためにも、研磨途中の小技で食らいつく気持ちが強い。

「賞金ランキングも世界ランキングでも大事な試合。世界ランキングのポイントも高いので、上位争いがしたいです」と賞金女王争い、そして来年の東京五輪出場のために、少しでもいい順位で大会を終えたい。イングランドで世界クラスとなった渋野が、今度はホームグラウンドの日本で頂点を目指す。(文・高桑均)

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