ネクストヒロインからプロ誕生なるか! 河野杏奈が合格圏内でいざ最終日へ

ネクストヒロインからプロ誕生なるか! 河野杏奈が合格圏内でいざ最終日へ

LPGA最終プロテスト3日目を終えて、12位タイと合格圏内につけた河野杏奈(撮影:福田文平)

<LPGA最終プロテスト 3日目◇7日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇6398ヤード・パー72>

“将来レギュラーツアーでの活躍を目指す、若手女子ゴルファーが参加する新たなゴルフトーナメント。将来有望な若手女子ゴルファーに対し、賞金のかかった試合の場を提供することにより大きく羽ばたいてもらいたい”。今年から本格的に始まった「マイナビネクストヒロインゴルフツアー(以下マイナビネクストヒロイン)」に掲げられている理念の一部だ。


そのツアーメンバーで、LPGA最終プロテストに挑戦している河野杏奈が3バーディ・ノーボギーの「69」で回り、トータル2アンダーの12位タイに浮上した。同じくマイナビネクストヒロインに出場経験もある鍋島海良も、トータルイーブンパーの20位タイと合格圏内で最終日進出を果たしている。

この日20歳の誕生日を迎えた河野は、後半、強い風の吹く難しいコンディションでボギーなしにまとめてトータル1オーバーから上位進出。成人して初のラウンドに「いいスコアで上がりたいと思って緊張しました」と特別な緊張も加わったが、マイナビネクストヒロインで実戦勘を養ってきたことが勝負所で生きた。

「ネクストヒロインで緊張感の中でプレーできるのは大きかった。この1年でメンタルが一番成長しました。ミスしても引きずらずに“忘れる”ことができるようになった」。マイナビネクストヒロイン第5戦「マイナビカップ」では2日間競技を戦い、プレーオフの末に勝利。正規の18番では決めれば優勝の短いパットを外し、プレーオフでもバンカーからホームランするなどミスが出たがすぐ“忘れた”。引きずることなく、同ツアー初優勝を手にしたことがメンタル成長の証だった。

中学3年で日本ジュニアを制するなど、平均260ヤードを誇る飛距離を軸とした実力は十分だ。マイナビネクストヒロインから初のプロゴルファー誕生へ。同ツアーで存分に育んだ精神力は、勝負の最終日にこそ発揮される。

<ゴルフ情報ALBA.Net>