若手を育てる新ツアーで弱気を払拭した河野杏奈 2度目の挑戦でプロテスト突破

若手を育てる新ツアーで弱気を払拭した河野杏奈 2度目の挑戦でプロテスト突破

1アンダー・15位タイで見事合格を果たした河野杏奈(撮影:福田文平)

<LPGA最終プロテスト 最終日◇8日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇6398ヤード・パー72>

11月5日〜8日の日程で行われた2019年の「LPGA最終プロテスト」。今年度からツアー出場優先順位を決めるクオリファイング・トーナメントに出場するためには正会員の資格が必須。さらに受験年齢が下がったことで、例年よりさらに狭き門となったが、プロテスト3日目が行われた7日(木)に20歳の誕生日を迎えた河野杏奈が見事合格を果たした。


「合格できて嬉しいけど、実感がまだわきません。きょうのゴルフで合格できたのが信じられない」とホールアウト後に語った河野。

中学3年で「日本ジュニア」を制するなど、学生時代から活躍し、ツアー出場経験もあったが、プロテスト初受験の2018年は2次予選で敗退。2度目の挑戦となった今年は、最終予選に進出すると、初日1オーバー発進も、2日目をイーブンパーでしのぐと、自身の誕生日に3アンダーをマーク。トータル2アンダーで迎えた勝負の最終日は、左右に振られたピンポジションと3日目までなかった風の影響で我慢くらべとなったが、「73」と耐えて、トータル1アンダー・15位タイで合格圏を死守した。

3日目に順位を上げた展開は2次予選と同様で「なんとなく合格できるイメージを作れていました。初日から最終日まで、スタートする前は極度の緊張感がありましたが、試合に入ると、普段と同じような気持ちでプレーできていた。今年は試合も多くでていましたし、試合勘は養われていたと思います」。

2019年は、若手女子ゴルファーを育てるために誕生した新ツアー『マイナビネクストヒロインゴルフツアー(年間11試合/5〜12月に開催)』に参戦。ここまで8試合に出場して1勝を挙げている。ドライバーの平均飛距離は260ヤードも、試合になると自信がもてず弱気の虫が顔を出す傾向があったが「今年は練習どおりのプレーができるようになってきた」と手応えを語っていた。

「ジュニア時代からずっと試合に同行してくれた母を少しは安心させられたかな。今回も千葉から運転してきてくれています。早くもっと高いレベルでプレーしたいですし、もっと上手くなりたい気持ちが強い。QTを頑張って、来年はレギュラーツアーで戦いたいです」と目標を語った河野。今季残り3試合となった『マイナビネクストヒロインゴルフツアー』でも、来季のツアープロ活動へ向け、少しでも活動資金を稼ぐために頑張りたいと意気込んだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>