石川遼、2019年の締めくくりは「泥くさく」 11度目の最終戦へ

石川遼、2019年の締めくくりは「泥くさく」 11度目の最終戦へ

2019年有終の美へ(撮影:鈴木祥)

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

シーズン最終戦のエリートフィールドが、今年もいよいよやってきた。今季の優勝者と、賞金ランク上位者しか出場することのできない本大会。昨年は「カシオワールドオープン」を終えて出場者ギリギリの30番目で“滑り込み”で出場決めた石川遼が、今年はツアー2勝を上げて早々に参戦を確定。1年前に獲り逃したタイトルに向けて戻ってきた。


昨年大会は、最終日に「65」の猛チャージで首位との3打差からプレーオフにまで持ち込んだ。スタートホールのティショットを大きくまげて痛恨のダブルボギー発進となったが、そこから7バーディ・ノーボギーの猛追。フェアウェイキープ率44.46%(30位)にもかかわらず、パーキープ率は88.89%(3位タイ)、バーディ数は4日間で17個(1位タイ)をマークするなど最終戦を盛り上げた。

「自分の中では泥くさくてもいいと思って、キレイにやろうという意識はまったくない」と、ツアー2勝を挙げて乗り込む今年は自身のプレースタイルをつらぬいて臨む。賞金ランクトップの今平周吾など“曲げない”、“寄らないところに外さない”堅実なマネジメントで毎試合上位につけているが、「そういうゴルフをしなきゃと思っていたけど、現状難しい。1打をキレイに打つよりも、1打でも少なくあがることを大事だと思ってやりたい」と攻めの姿勢で最後の1戦に挑む。

「毎年同じコースとはいえ、今年は今年なりの癖もついてここにきている。記憶に頼るというよりも、新たな気持ちでマネジメントしていきたい」。3季ぶりの復活優勝を挙げ、米ツアー2試合にも出場するなど動きの多かった2019年。序盤はケガでツアーを離脱、終盤ではショットの不調に悩み予選落ちを喫するなど苦しい時期も経験したが、シーズン最後の大舞台も、今年でもう11度目の出場だ。(文・谷口愛純)

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