無言でコースを後にした失意のQTから1年 “中国美女ルーキー”が感じる成長

無言でコースを後にした失意のQTから1年 “中国美女ルーキー”が感じる成長

この1年の確かな成長!(撮影:ALBA)

<LPGA QTファイナルステージ 2日目◇4日◇こだまゴルフクラブ (埼玉県)◇6472ヤード・パー72>

“ルーキー”が、昨年の雪辱をこだまゴルフクラブで果たす。先月行われたプロテストに合格し、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の正会員入りを決めたセキ・ユウティンが、2日目に「68」をマークしトータル5アンダーの6位タイに浮上。来季前半戦出場権獲得に向け、大きく前進した。


「すべてのクラブが安定していました」と振り返ったラウンドで、特にスコアの要因に挙げたのが「パーオン率」。この日は18ホール中15ホールでパーオンに成功し、5つのバーディ(1ボギー)につなげた。「後半になって風が吹き出しましたけど、そのなかでもパーオンを維持できました。満足です」。急に変わったコンディションのなかでも、キレのあるショットを放ち続けた。

単年登録者として出場した、昨年11月に兵庫県・東急グランドオークGCで開催されたファイナルQT(現ファイナルステージ)は、初日、最終日に「77」を叩くなどトータル7オーバー・82位に終わった。レギュラーツアーへの出場が、相当限られたものになることが確定。その時はショックのあまり、報道陣をシャットアウトし、足早にコースを後にしたほどだった。

しかしその後の1年で、成長を実感する。今年は6月のステップ・アップ・ツアー「日医工女子オープン」で優勝。この権利でQTもファイナルステージからの出場ができた。「トレーニングでスイングスピードがアップしたこともありますが、メンタル面も鍛えられました。今はミスをしてもすぐに忘れることができるようになりました」。ここに昨年との違いを感じている。

「すごく緊張はしますが、OTは安定感が求められる。最後までこのプレーを続けたいです」。正会員1年目となる来年、2017年以来となるレギュラー本格参戦を叶えるため、おっとりとした口調で、そう意気込みを語った。(文・間宮輝憲)

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