藤田さいきがチャリティコンペで決意「まだまだ若い子たちに負けない!」

藤田さいきがチャリティコンペで決意「まだまだ若い子たちに負けない!」

応援チャリティコンペを開催した藤田さいき(撮影:ALBA)

15日(日)、栃木県にあるサンヒルズカントリークラブで藤田さいきの応援チャリティコンペが開かれた。地元のファンに今季の報告をするとともに、オークションなども実施。知的障がいのある人たちに、様々なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間通じて提供している国際的なスポーツ組織『栃木県スペシャルオリンピックス』、鹿沼市の児童養護施設『ネバーランド』、鹿沼市提携ジュニアゴルファー育成団体の3団体に合計60万円を寄付した。


今季は賞金ランキング51位の前半戦出場権資格で出場。2度のリランキングも突破したが、賞金ラク60位に終わりシード復帰は叶わなかった。それでも「正会員になってから初めて」という来季出場権をかけた「QTファイナルステージ」に出場し27位。来季前半戦の出場権をつかんだ。

そんな今季を振り返り「モチベーションが低下しているというよりも、自分が思っているゴルフの調子よりも、あまりに結果につながらなかった。メンタル的に少しゴルフから離れてしまっていたのはあります」と苦しかった胸の内を語る。

一方で収穫は飛距離で、ドライビングディスタンス11位に入る躍進を見せた。昨年のランキングは22位、距離にして約8ヤード伸びている。「今年から契約させていただいたVolvikさんのボール『S4』に、ドライバーを『エピック』にしたことで、スピンが減って適正の数値になり、かなり飛距離が伸びました。合っていたのだと思う」。34歳にして、シーズン中には同3位の松田鈴英に「私にも負けてない」と言われるほどのパワーを見せた。

もう1つ、足を捻挫したり、最終日の大事な局面でOBを打ったりと苦しい戦いになったQTで感じたことも来季につながりそうだ。「変な言い方をすれば、いかに自分がゴルフに対して甘ったれていたかが分かりました。1試合、1球に対する気持ちが薄かった。毎週試合があることに慣れてしまっていました。“何でもいいから打てるところにあればいい!”という気持ちをとり戻しました。来季は曲がろうがなんだろうがスコアを作っていきたい!」。泥臭いプレーをもう一度思い出した。

また、今季は佐伯三貴、諸見里しのぶ、一ノ瀬優希、大江香織とアラサー世代の選手のツアー撤退も相次いだが、藤田にその気はさらさらない。「今年辞める人が多かったから、私も辞めるんじゃないかと言われました(笑)。だけど、みんなが辞める理由を挙げていたことが、私には当てはまらなかった。モチベーションも下がっていないし、プレーできなくなるようなケガもしてない。結婚もしてるし(笑)」。気持ちはしっかりと来シーズンを見つめている。

「来季は“優勝します!”というより、1つ1つ目標を達成できるようにしたいですね。まず前半戦で頑張って、リランキングの後も出られる資格を獲る。そのなかでシードが見えてきたら、後半で優勝を目指せる。シード選手ではないので、来季もアクセル全開でいかないと」。コンペの最後の挨拶では「まだまだ若い子には負けません。引退もしません」と宣言した34歳。取り戻した泥臭いプレーで、復活シードをうかがう。

<ゴルフ情報ALBA.Net>