直接カップインのはずが… 「えーっ」と驚くショットが三ヶ島かな成長の証【女子プロが選ぶ“今年の一打”】

直接カップインのはずが… 「えーっ」と驚くショットが三ヶ島かな成長の証【女子プロが選ぶ“今年の一打”】

三ヶ島かなが選んだ一打は“えー”って驚いたショット(撮影:鈴木祥)

多くのドラマが生まれた2019年シーズンに活躍した選手たちに、一番“印象”に残っている1打を挙げてもらった。良かったものを挙げる選手、悪かったものを挙げる選手。性格やその年の活躍が如実に出るこの企画。今回は、約5000万円を稼いで、自己最高となる賞金ランキング24位に入った三ヶ島かな。


開幕から3カ月はトップ10もなく苦しい時期が続いたが、6月の「ヨネックスレディス」で7位タイに入ると、「ニチレイレディス」、「サマンサタバサ レディース」で3位タイ。その後は4週連続予選落ちも味わったが、10月の「富士通レディース」で2位タイに入るなど再び終盤に盛り返した。その結果、自身初となる最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」出場も果たす1年となった。

そんな三ヶ島が選んだのは「樋口久子 三菱電機レディス」のもの。予選落ちした大会で、「初日か2日目か…」とラウンド日こそあいまいだが、プレー自体は鮮明に覚えている。

「9番パー5の3打目です。残り距離は70ヤードで58度のウェッジを持ちました。そうして打った球が直接カップに入ったと思ったら……、奥から出てしまったんです(笑)。カップを見たら手前も奥も傷ついていました。結局バーディを獲れなくて、“えー”とは思いましたけど、直接入ったということはそれだけショットの精度が上がってきていたという証拠。方向も縦距離も自分が打ちたいところに打てて、良すぎてそうなってしまったという感じですかね」

レイアップをする機会が多い三ヶ島にとって『100ヤード以内のショートゲーム』は生命線の1つ。ただし、これまではいいときと悪いときのムラが大きかった。「そのなかでも終盤戦に調子を上げることができた。秋口に入ってから、良くなってきたなと感じてきて、それをずっと維持できた。キープできたことはよかったですね」。勝負の時期に調子を上げられたことが、狭き門の最終戦出場につながった。

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