苦しんだのはグリーン上 日本フル参戦初年度を終えた宮里美香の収穫と課題

苦しんだのはグリーン上 日本フル参戦初年度を終えた宮里美香の収穫と課題

来季の目標は「シンプルに勝ちたい」(撮影:ALBA)

16日(月)に行われたデサントジャパンのイベント『2019/LOVE GOLF-デサント契約プロとまわれる夢のラウンドレッスン』に参加した宮里美香が、日本ツアー本格参戦初年度となる今季を振り返った。


「新たなチャレンジ」と掲げた日本ツアーフル参戦。米ツアーで勝利を挙げている百戦錬磨の宮里いえども、序盤は「スケジュールなどに慣れるまで苦しんだ」。とはいえ、徐々に日本ツアーに対応していき、第1回リランキング前最後の試合となる6月末の「アース・モンダミンカップ」で早々にシードを決めて正会員の資格も獲得。9月以降は上位に入れず苦しんだ時期もあったが、賞金ランキング34位で最初のシーズンを終えた。

そんな1年を振り返り「優勝できなかったのは悔いが残りますが、最低条件のシードをクリアできました」と及第点をつけた宮里。アメリカで磨き、「自信を持っています。日本で通用するではなく、日本だから通用すると思っています」というショートゲームは母国でも冴え渡ったが、一方でグリーン上では苦戦を強いられた。

パーオンホールの平均パット数は29位。決して低い数字ではないが「パッティングが決まらないとビッグスコアにつながらない」と勝負どころで決めきれなかった。「ベント芝ならではの難しさというか、切れそうでなかなか切れないというシチュエーションが多かった」という日米の芝質の違いも理由の1つだが、特に後半戦パッティングが決められなかった理由として挙げるのが「迷い」だった。

「読みが悪いのか、ストロークなどの自分自身の問題なのかが曖昧になってしまいました。入らないから、何が悪いんだろうと考え始めてしまっていました」。原因がどこにあるのか不明瞭なままシーズンは終了。ここが「再確認して明確にしたい」というオフの最重要課題である。

来年の目標も今年同様に「シンプルに勝ちたい」。それだけだ。「日本に帰ってきて、求められることは求められる。どこまで自分の力が発揮できるかカギ。若い子たちが増えてきていますが、頑張りたいと思います」。1年の経験を経て、序盤からエンジン全開でスタートできる2020年シーズン。頂点だけを見て戦えるように、残り約2カ月半しっかりと準備を重ねていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>