女子ツアーの来季日程が発表 最高賞金総額は2億4000万円に!…他には何が変わった??

来年の女子プロゴルフトーナメントは2試合減 最高賞金総額は2億4000万円に増額

記事まとめ

  • 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が17日、2020年度トーナメント開催日程を発表した
  • 今季は39試合が実施されたが、来年は東京五輪があるため2試合減の37試合となる
  • 「アース・モンダミンカップ」などの賞金は2億円から2億4000万円に変更される

女子ツアーの来季日程が発表 最高賞金総額は2億4000万円に!…他には何が変わった??

女子ツアーの来季日程が発表 最高賞金総額は2億4000万円に!…他には何が変わった??

2020年の国内女子ツアー日程が発表 主な変更点は?(撮影:ALBA)

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は17日(火)、都内で2020年度トーナメント開催日程を発表した。それを踏まえ、今季とどこか変わるのか、比較してみた。


■試合数
今季はオープンウィークなしの39試合を実施したが、来年は東京五輪でゴルフ競技が行われている2週間は“空き週”となるため、2試合減の37試合となる。小林浩美LPGA会長は、これについて「スポンサーさんが、東京五輪も支援していることや、USLPGA(米国女子ツアー)がリオ五輪の週にトーナメントを開催したら、あまり芳しくなかったという話を聞いた」ことなどを理由として挙げた。

日程から外れたのは、7月末に開催された「センチュリー21レディス」と、8月前半の「北海道meijiカップ」。ただこの2試合は、大きく“ニュアンス”が異なる。北海道meiji-は、五輪期間を考慮しての休止で、21年の復帰が前提。しかし、センチュリー21は「契約満了」による中止で、再開の予定はない。「ギリギリまで迷ってくださったけど……」と小林会長も悔しそうな表情を浮かべた。

また、「大東建託・いい部屋ネットレディス」が、五輪でのゴルフ競技前の7月23日〜26日に移動する。この時期は東京五輪もすでに開幕しているが、「あくまでも休止は、ゴルフがやっている時期のみ。この時期にスライドして開催していただけるのはありがたい」(小林会長)と、“同時開催”になる。

■大会名
2つの大会名が変更。今季「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」として開催された大会が、「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」に。またこれまでの「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」が、2社合同の「サマンサタバサ&GMOインターネット ガールズコレクション・レディーストーナメント」となる。詳細は下の項目に記載するが、サマンサタバサ&GMOインターネットは、これに伴い賞金総額もアップ!

■賞金額&競技日数
上記の通り2試合が減ったことで、この大会の賞金が当然ながら“消滅”。センチュリー21の8000万円と、北海道meijiの9000万円、実に1億7000万円減が決まった。

しかし、その分賞金総額を増額する大会が5試合登場。こちらも大きな変更点ではあるが、来季から4日間競技となる「リゾートトラスト レディス」や、「富士通レディース」が8000万円→1億円に。またサマンサタバサ&GMOインターネットが6000万円→9000万円にグレードアップする。

今季2億円で最高賞金額を誇る大会だった「アース・モンダミンカップ」と「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は、さらに4000万円を増額し、2億4000万円に変更。公式戦で2億円がかかる「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を上回ることになった。

これもあって、レギュラーツアーの賞金総額は1727万円減少の、39億3500万円で着地。2試合なくなっても“微減”とは……女子ツアー人気の高さを改めてうかがえる数字となった。

■開催コース
コースを変更するのは、以下の6大会。

【Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント】
茨木国際GC(大阪府)→鹿児島高牧CC(鹿児島県)
【大東建託・いい部屋ネットレディス】
鳴沢GC(山梨県)→滝のCC(北海道)
【ゴルフ5レディス】
GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)→GOLF5カントリーみずなみC(岐阜県)
【日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯】
チェリーヒルズGC(兵庫県)→JFE瀬戸内海GC(岡山県)
【日本女子オープン】
COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジGC QUEENコース(三重県)→ザ・クラシックGC(福岡県)
【TOTOジャパンクラシック】
瀬田GC北C(滋賀県)→太平洋C 美野里C(茨城県)

選手権は渋野日向子の出身地、岡山県が舞台に。すごい数のギャラリーが集まりそうだ……。

■ステップ・アップ・ツアーは?
記者会見では、ステップ・アップ・ツアーの日程も発表され、こちらも「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」、「山陰合同銀行 Duoカードレディース」と2試合減。賞金総額は3500万円減の3億8500万円となることが決まった。このほか、試合の開催週も変わっており、そこもチェックしておきたい。

■新人戦が復活!
プロテストの日程が変わった影響で、今年は実施されなかった「LPGA新人戦 加賀電子カップ」が、来年の12月10日から2日間の日程で開催される。場所はこれまで同様、千葉県のグレートアイランド倶楽部。

ここの参加者は、あくまでも『前年度のプロテスト合格者』ら。来年のケースで言うと、安田祐香や西村優菜、吉田優利といった今年のプロテスト合格者が出場対象となる。またそれに伴う規定変更で、優勝でプロテストを回避した古江彩佳も対象選手となる。今後も前年度のテスト合格者らが出場する大会となることが決定。「一生に一回」しか獲れないタイトルを、フレッシュなルーキー達が狙うのは、これまでと変わらない。

以上が主な変更点だ。今季、渋野の登場で大きな盛り上がりを見せた国内女子ツアー。来年は東京五輪もあり、その出場権争いなど“サイドストーリー”にも注目が集まりそうだ。ひとまず今は……来年3月5日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」で新たなシーズンが始まることを、待ちわびよう!!

<ゴルフ情報ALBA.Net>