“男子の黄金世代”金谷拓実が語る同級生からの刺激 渋野日向子欠席には「一緒に写真を撮りたかった(笑)」

“男子の黄金世代”金谷拓実が語る同級生からの刺激 渋野日向子欠席には「一緒に写真を撮りたかった(笑)」

特別賞を受賞した金谷拓実(右) アマ世界一として挑む2020年の展望は?(撮影:ALBA)

19日(木)に都内で、日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)が主催する『ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)』ならびに『特別賞』の表彰式が行われた。特別賞には、アマチュアながら11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した金谷拓実(東北福祉大3年)が、女子の渋野日向子、古江彩佳とともに選出された。


「(歴代受賞者をみると)今活躍している選手が受賞していて、それに自分も選ばれたことはうれしいですし、ビックリしました」と話した金谷。今年はレギュラーツアー優勝だけでなく、海外メジャーの「マスターズ」、「全英オープン」にも出場するなど活躍めざましい一年となった。2011年度には、同じ大学の松山英樹も同賞を受賞。憧れの先輩と1つ肩を並べた。

金谷が、この2019年のなかで最も評価したのが、「年初の目標だった」という世界アマチュアランキング1位の座についたこと。しかし「これを達成できたのはうれしい」と話す一方で、昨年優勝し、海外メジャー出場権を得ることになった9月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」でプレーオフの末に敗れるなど「負けて悔しい」思いも味わう一年だった。

そんな「充実した一年」を送った結果、舞い込んだのが今回の表彰だった。表彰式の檀上では、女子の新人賞受賞者・河本結、原英莉花と並び笑顔。金谷はこの2人の他、この日の式典は欠席したものの両賞を史上初めて“ダブル受賞”した渋野日向子と同じ世代とあって、受賞挨拶では「きょう一緒に立っている選手のなかに、黄金世代の選手もいて彼女たちの活躍は刺激になっている。自分も“男子の黄金世代”として頑張りたいなと思います」と、この3人を意識する言葉も口にした。

式典の会場で取材に応じた際も、“黄金世代”というワードが話題に。「みんなはプロになってテレビでしか見てないけど、頑張っている姿は本当に刺激になる」と、ここでもその影響の大きさを話した。特に広島県出身の金谷にとって、中国・四国地方でプレーしていた河本(愛媛県出身)は近い存在。「長いこと会ってはなかったけど、アメリカのQTに成功したこともニュースで見たし、高い目標を持って頑張る姿はすごい」と感心した。ちなみに久々に会った河本の印象は「お姉さんになってました」。成長を実感する時間にもなった。

こちらも近くの岡山県出身・渋野に関しては、「知ってはいたけど、話したことがない」という存在。それだけに「全英女子もテレビで見ていて、『すごいなー』と思った。きょう会うのを楽しみにしていたけど(欠席)。一緒に写真を撮ってもらおうと思っていた」と残念がった。

まだアマチュアながら、金谷もその同級生たちに負けない活躍をしているのは言うまでもない。今月の「エミレーツ・オーストラリア・オープン」では3位タイに入り、来年の全英切符も手にした。さらにツアー優勝で得た権利で、来年から2年間は“プロ転向”という選択肢も出てきている。これについては「まだ決めきれていない」と、引き続き周囲とも相談しながら権利を行使するか否かを決定するが、「今の大きな目標は全英オープン。そこに向けて自分を磨いていきたい」と狙いを話した。今年1打差で予選落ちしたリベンジを念頭に、来年へと向かっていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>