プラチナ世代、吉田優利は「苦しい1年」を経てルーキーイヤーへ

プラチナ世代、吉田優利は「苦しい1年」を経てルーキーイヤーへ

吉田優利は流ちょうな英語で感謝を述べた(撮影:ALBA)

日本ゴルフ協会(JGA)が、2019年度のナショナルチーム慰労会を都内で行った。今季のプロテストに一発合格し、安田祐香らとともにプラチナ世代の一角を担う吉田優利が、女子ナショナルチームを代表して壇上であいさつ。最後は流ちょうな英語で感謝を述べて、3年半、日の丸を背負ったナショナルチーム生活を締めくくった。プロテストに続いて行われたQTも20位で通過し、来季前半戦の出場権を獲得。3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」からプロとしての一歩目を踏み出す。


アマ時代は18年に「日本女子アマチュアゴルフ選手権」を制するなど結果を残した吉田だが、プロテストを前にした今季はケガに苦しんだ。春先から痛みが出た左手の「掌側板損傷(しょうそくばんそんしょう)」により、夏場約1カ月半の離脱。秋のプロテストに向けて不安の募る日々を過ごし、「(ケガの期間が)あまりにも長くて部屋から出られなかったりとか、今日は何しよう…と思ったこともあった」と当時の心境を振り返った。

それでも、トレーニングと治療を続けて9月、競技に復帰。激戦の予想された11月のプロテストに向けてはギリギリのタイミングだったが、「準備には時間をかけましたし、ナショナルチームで3年半、人よりも経験しているという自信がいい結果につながった。ケガがあって苦しい1年でしたけど、我慢した甲斐があった」と、この日も胸につけた日の丸の経験を武器に、プロへの扉をこじ開けてみせた。

同期の安田も「プレーの時は冷静で、全体的にうまい、尊敬するプレーヤー」と語るオールラウンダー。プロとして迎える来季へ向けて「上位争いをしたいですし、シード権もほしい」とする一方で、「まずは目の前にあるものを積み重ねていくこと。そうすればおのずと結果はついてくるんじゃないかなと思います」という冷静さも強みの一つ。喜びも苦しみも経験したアマ生活を終え、プロゴルファー吉田優利がプラチナの輝きを放つまで、もう少しだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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