年始から世界を股にかける今平周吾 課題はスイング時の“体重移動”と海外での“体調管理”

年始から世界を股にかける今平周吾 課題はスイング時の“体重移動”と海外での“体調管理”

日本の賞金王が海外で今後への課題克服を目指す(写真は昨年のゴルフ日本シリーズJTカップ)(撮影:鈴木祥)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇8日◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

松山英樹ら8人の日本選手が出場する米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」。現地時間9日の開幕を前に、それぞれが会場で調整を重ねている。昨年2年連続で国内ツアー賞金王に輝いた今平周吾もその1人。2020年の初戦を前にプロアマへの出場などで、自身の調子を確かめた。


年末年始に日本で骨休めをしながら練習に取り組んだ今平は、短いオフの内容について「トレーニングもしながら、ショット練習を多めにやっていました。アイアンからドライバーまで全体的に。スイングを去年の後半から変えていて、それを続けている」と明かした。そのポイントは『体重移動』。「少し体が左に突っ込むクセがあるので、しっかり右側に体重を残してインパクトを迎える」というスイングを目指し、クラブを振り続けた。「方向性も合ってきて、距離も少し出るようになってきた」。この取り組みに手ごたえを感じながらのハワイ入りとなった。

昨年末の段階で世界ランク50位以内に入っていたことで、すでに今年4月の海外メジャー「マスターズ」出場が確定している。19年は4大メジャーすべてに出場しながら、いずれも予選落ちと苦い思いをしただけに、今年はそこで結果を残すことが目標となる。

現在の世界ランクは松山英樹(22位)に次ぐ、日本勢2番手の30位。それによって、海外の試合にも「いろいろ出られる」。その権利を利用し「どんどん挑戦していきたい。日本で試合はないけど、海外で出られる。いい感覚で行けると思う」と国内ツアー開幕前のこの時期から、積極的に実戦ラウンドに臨むつもりだ。

海外試合に向かうにあたり、重要事項として挙げていた体調管理術も同時に養っていく。今週も「まだ少し(体が)だるい。むくみも出ているし、体がうまく回らない」と不安を残すが、ここからの海外ロードで調整方法を探る。それにはまず何よりも「慣れ」が必要。各大会の開幕にピークを合わせられるよう、日々の過ごし方などを模索していく。

移動面などを考慮し、来週の国内ツアー初戦にもあたる「SMBCシンガポールオープン」は回避。ハワイでの試合の後は、UAEで行われる欧州ツアー「オメガ・ドバイデザートクラシック」(1月23日開幕)に出場を予定する。その後もメキシコでの世界ゴルフ選手権シリーズなど、出られる試合には困らない状況だ。今年の目標は「3年連続(賞金王)も獲りたいですし、海外メジャーでしっかり結果を残したい」。現在、出場圏内にいる東京五輪日本代表争いも、まだ予断は許さない時期とあって、今後につながる大事な試合に年始から臨んでいく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>