DJ、マキロイらが2カ月ぶりに本格始動! 米国でチャリティマッチが開幕【PGAツアー公式コラム】

DJ、マキロイらが2カ月ぶりに本格始動! 米国でチャリティマッチが開幕【PGAツアー公式コラム】

2020年「プレーヤーズ選手権」第1ラウンド ダスティン・ジョンソン(Photo by Sam Greenwood/Getty Images)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、停滞を余儀なくされているスポーツ界。いくつかの競技で試合開催の兆しを見せつつあるが、ゴルフ界でも徐々に再開に向けて動き始めている。


世界ランキング5位のダスティン・ジョンソン(米国)は、久々の戦いの場に向けて練習を再開。3月の「プレーヤーズ選手権」以来、約2カ月ぶりに本格始動となったが、その結果は「最初のホールでバーディを獲ったよ。感覚が戻るのが早かった」と語った。

米国男子ツアーは6月11日の「チャールズ・シュワブチャレンジ」から再開を予定。しかし、一足先に新型コロナウイルスの感染症対策のチャリティとして、スキンズマッチ「テーラーメイド・ドライビングリリーフ」が5月17日に行われる。同大会にはジョンソンに加え、世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラー、マシュー・ウルフ(ともに米国)が参戦。マキロイ&ジョンソン対ファウラー&ウルフの組み合わせでの対決となる。マキロイ&ジョンソンは全米看護師基金、ファウラー&ウルフは質病コントロールセンター基金のためにプレーするという。

「今の状況で、ライブ中継を行っているスポーツは1つもない。世界中の人にとって、楽しく観戦できるものが必要だ」とジョンソンは語る。「我々でいいショーができればいいね。経済的支援が必要な人々のためにも頑張るよ。貢献できてうれしく思うし、全員楽しみにしている」。

試合はフォアボール形式(各選手がそれぞれのボールでプレーし、いいほうのスコアを採用)で行われ、18ホールを実施。ホールごとに賞金が設定されており、各チーム50万ドルからスタート。1番から6番ホールは5万ドル、7番から16番ホールはそれぞれ10万ドル、17番ホールは20万ドル、18番ホールは50万ドルの賞金がかけられている。

加えて、ファーマーズ・インシュランスがスポンサーとなり、バーディごとに2万5000ドル、イーグルには5万ドル、ホールインワンまたはアルバトロスには15万ドルというボーナス付きだ。

「勝ち目がないかもしれないけど、最終的にはパットをしっかり決められるかどうかの戦いだ。最後までわからない勝負になるかもね」とファウラーは話した。「相手チームよりもいいプレーをするだけだから、あまり考えないようにするよ。ティアップして、お互い負けないようプレーする。ただ、まずは楽しまないと。こうして寄付を募ることができるのはいいことだ。米国にとっても、世界にとっても今は非常事態。ただ、ある意味で興味深い時間でもある」。

ファーマーズ・インシュランスは、上記の掛け金として100万ドルを用意。最前線で戦う医療従事者や、感染拡大による影響を受けている飲食店を支援するため、ワールド・セントラル・キッチン(災害発生地域で食事支援などを行う非営利団体)を通じて支援にあてがわれる。

PGAツアーでのチャリティは、米国のクラウドファンディングプラットフォーム「Go Fund Me」で募金活動が行われている。当初はイベント開催に向けて400万ドルを集める目的でスタートしたが、スキンズマッチと併せて、新型コロナウイルスの救済活動支援へのチャリティも兼ねている。米国にいる視聴者は、観戦しながらチャリティに参加できる仕組みが用意されている。

「大それたことをしているとは感じないが、影響は大きいね」とマキロイは語った。「我々にとって、プレーすることで多くの人に楽しんでもらいながら、支援につながるなら最高だ。まだまだ、できることの一部に過ぎないが、これが何かしらの助けになって、ここ数カ月楽しみがなかった人々に喜びを届けることができるならうれしい」。

なお、同大会は日本時間の5月18日(月)午前3時から、PGAツアー提携のゴルフ専門動画配信サービスにて無料でライブ配信が行われる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>