オンライン化の加速でゴルフのオンラインレッスンが一般化する!?【ゴルフ界の今】

オンライン化の加速でゴルフのオンラインレッスンが一般化する!?【ゴルフ界の今】

ゴルフのオンライン教室人気

オンライン化の加速でゴルフのオンラインレッスンが一般化する!?【ゴルフ界の今】

送られてくるレッスン内容はこんなイメージ(画像提供:Golf Times24)

新型コロナウイルスの感染拡大でコミュニケーションのオンライン化が一気に進み、ZoomなどのWeb会議ソフトを使った企業のミーテイング、オンライン飲み会は日常化してきた。気軽に参加できると、フィットネスなどのオンラインレッスンの利用者は増加中だが、ゴルフにもオンラインレッスンがあるのはご存知だろうか。


■オンラインレッスンの問い合わせは増えた
通信型ゴルフ教室「Golf Times24」を運営するPGAトーナメントプロの毛利信将さんは昨年からオンラインレッスンをスタート。「ゴルフ オンラインレッスン」で検索すると、上位に表示される。ゴールデンウィークくらいから「一日の問い合わせ件数が増えました」と言い現在は30人程度となった。リピーターは半数を超える。外出自粛の影響もあってか問い合わせも増えているそうだ。

都内でインドアスクールを展開する「YGC GROUP」のインストラクター、熊谷唯さんは「オンラインレッスンの問い合わせや利用者が約2倍に増え週末に連絡してくる人が多い。今後も利用者は増加すると見込んでいます」と話す。毛利さん、熊谷さんともオンラインレッスンの需要は感じているものの、現段階ではオンラインサービスのみで運営してくのは難しく、従来の対面式レッスンがメインになっている。

■LINEでスイング動画を送ると48時間以内にアドバイスが返ってくる
利用の仕方はLINEや専用アプリを使うところがほとんど。ホームページから申し込みをした後は、案内に沿ってLINEや専用のアプリを登録すると利用できるようになる。実際のレッスン方法は、正面や後方からスイング動画を撮影して送ると、48時間以内にアドバイス内容が文書や添削の入った画像で返ってくる仕組み。1ショット(回)2000円程度からで、クレジットカードやQRコードの電子決済で支払う。

スイング動画を送ってから返信がくるまでにタイムラグは生じてしまうが、時間や場所に縛られず好きなときにレッスンが受けられ、手続きなどもすべてオンラインと手軽。それが受けてか利用者は20〜30代の男性が多いという。客層はスコア90前後の人がメインで、初心者は来ない。YouTubeなど動画を見て練習を積んできた「知識豊富な方が多いです」と毛利さんは苦笑いする。熊谷さんも「対面式のレッスンとは明らかに利用層が違います」と印象を語る。

■オンラインレッスンのメリット、デメリットは?
従来のレッスンではインストラクターがその場で身振り手振りを交え指導するなど臨場感があるが、オンラインはどうなのだろう。熊谷さんは「もともと、教え方がオンライン寄りだったのだと思います。実店舗では女性のお客さんも多く、生徒さんに触れなくても教えられる方法を取っているのが生きています」。熊谷さんは大人になってからゴルフを始めたため、仕組みや理屈でゴルフを習得してきたのが役立っている。一方の毛利さんは、生徒の表情や雰囲気を読み取り切れない点について「1分で教えて伝わることがオンラインは10分くらいかかるイメージ。あまりに伝わらないと電話してしまいます。ある程度割り切って教える必要性も感じます」と話す。

インストラクターからは文章、画像などのほかレベルに合わせた資料が送られてくることもあるので、レッスン内容を記録に残せておけるのはオンラインならではのメリットと言える。特に女性など、インストラクターから触られ不快な思いをしたとの声も少なくない。オンラインレッスンではその点も心配がなく、男性だけでなく女性にとっても利用価値のあるサービスとも言えそうだ。

「YGC GROUP」はZoomを使い、オンラインのマンツーマンレッスンを6月から開始予定。つまりリアルタイムでレッスンを受けられるようになる。コロナ禍となり問い合わせも増えたことから開始時期の前倒しを決めた。インドアスタジオや練習場にクラブを持って移動して受けるものだったレッスンは、オンライン化でいつどこにいて受けられる環境が整ってきている。新型コロナウイルス発生で利用者が増え、コロナ終息後はスタンダードになるかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>