樋口久子や小林浩美も歴代チャンプ 前身は男女共催大会だった「全英への道」

樋口久子や小林浩美も歴代チャンプ 前身は男女共催大会だった「全英への道」

18年から8000ヤード超えの“モンスターコース”に(撮影:佐々木啓)

5月28日(木)から開催される予定だったのが、「〜全英への道〜ミズノオープン」。今年で第50回を迎えるはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアニバーサリー大会は持ち越しとなった。


大会名の通り「全英オープン」の予選会に位置づけられており、大会上位者を世界最古のメジャーへ排出。歴代優勝者には田中秀道(2001年)、石川遼(2009年)、手嶋多一(2015年)らが名を連ね、昨年大会では池田勇太が優勝して“滑り込み”で全英出場を決めた。

18年からは会場をザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県)に移し、最長8000ヤード超えの“モンスターコース”として話題を集めたが、大会の歴史のスタートは男女共催大会からだった。「美津濃トーナメント・ゴルフ」として第1回大会を迎えたのが1971年。そこから90年の第20回大会まで男女ツアーの共催として行われ、女子ツアーでは樋口久子や岡本綾子、森口祐子、小林浩美らが歴代優勝者に名を刻んでいる。

全英オープンの予選会が兼ねられるようになったのは93年の第23回大会から。09年には石川が17歳でプロ2勝目を挙げ、自身初の全英オープン出場を確定。同年には特別招待で「マスターズ」、「全米プロ」にも出場していたが、はじめて自力でつかんだメジャー行きの切符だった。

翌年に初優勝を飾ったのが、石川の杉並学院高時代の先輩である薗田峻輔。プロデビューから出場わずか5試合目での快挙達成をともに喜んだ。15年には手嶋多一がミズノ契約のホストプロとして優勝。これは、86年当時にミズノと契約していた中嶋常幸以来、実に“29年ぶりのホストV”となった。

本大会を経て多くの日本人選手が世界最古のメジャーに挑戦してきたが、今年はその全英オープンも1945年以来となる中止が決定。21年に待っている第149回全英オープンに向けて、来年はどんなドラマが繰り広げられるのだろうか。

【ミズノオープン過去10年:の歴代優勝者】
2019年:池田勇太(ザ・ロイヤルゴルフクラブ)
2018年:秋吉翔太(ザ・ロイヤルゴルフクラブ)
2017年:C・キム(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2016年:キム・キョンテ(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2015年:手嶋多一(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2014年:ジャン・ドンキュ(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2013年:B・ジョーンズ(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2012年:B・ケネディ(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2011年:ハン・ジュンゴン(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)
2010年:薗田峻輔(よみうりカントリークラブ)

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