ほほ笑みの国から来た19歳が北の大地でうれし泣き リボンが特徴の黄金世代は悔し泣き

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初優勝を決めて涙を流すS.ランクン(撮影:佐々木啓)

本来であれば、きょう7月9日(木)に初日を迎えるはずだった国内女子ツアーが「ニッポンハムレディスクラシック」。2016年の初開催以後、国内女子ツアーの北海道初戦としてドラマを生んできた大会だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となってしまった。そこで、昨年大会の名シーンを振り返ってみたい。


16年から18年まで行われたアンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコースから桂ゴルフ倶楽部へと舞台を移して行われた第4回大会はド派手な幕開けとなった。初日に河本結、脇元華、山戸未夢の3人がホールインワンを達成。同日3人は4年ぶり6回目という“記録”となった。

勝負は3日目を終えて首位と2打差に7人が並ぶ混戦。その中には前週の「資生堂2 アネッサ レディス」で2年ぶりにトップ5に入ったイ・ボミ(韓国)の姿も。誰が勝ってもおかしくない展開となっていた。

そんな状況で迎えた最終日。河本とS.ランクン(タイ)が首位で並んでハーフターンを迎えたが、ランクンが10番で即座にバーディを奪って頭一つ抜け出すと、そのまま後続を振り切ってホールアウト。優勝を決めたタイの19歳は、最終ホールを終えた後は手を合わせて一礼し、両手を上げて涙を流した。

翌週には親戚が日本に来る予定だったというランクン。優勝会見では「みんなが行きたいと言っているディズニーランドに行くにはお金がかかると思って、稼がないといけないと思っていたところだったんです。本当に優勝なんて考えていなかった。信じられない」と謙虚に語りほほ笑んだ。

3打差2位タイには河本結と稲見萌寧。ボミは3バーディ・3ボギーの「72」でトータル9アンダー・8位タイでフィニッシュ。史上9人目の生涯獲得賞金8億円を突破した。2週連続優勝を狙った渋野日向子はトータル10アンダー・7位でフィニッシュ。また、セクシー・クイーンことアン・シネ(韓国)は「69」をマークするも、トータル7アンダー・13位タイに終わり、日本参戦後初のトップ10入りはならなかった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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