女子プロを元気にする大盤振る舞いな“秘策”? 『ジャ・パン作戦』ってなんだ??

女子プロを元気にする大盤振る舞いな“秘策”? 『ジャ・パン作戦』ってなんだ??

パンをほおばるプロたち(撮影:ALBA)

<ISPS HANDA 医療従事者応援 チャリティレディーストーナメント 初日◇3日◇伊豆大仁カントリークラブ(静岡県)◇6513ヤード・パー72>

パンが女子ゴルフを盛り上げる? ギャラリーを入れて行われる女子プロゴルファーによるチャリティマッチが、3日開幕した。大会には大山志保、原英莉花らプロ108名と、3名のアマチュアが参戦。久々となる女子プロのプレーを見るため、平日ながら506名のギャラリーが会場に集まった。


観客を入れる、ということもあり、コロナ感染防止策が張り巡らされる会場。入場時にはサーモグラフィを使用した検温や、うがい、手の消毒を実施。全員に飛沫感染を防ぐためのフェースシールドも配布された。さらに7月30、31日に行われた 国際スポーツ振興協会(ISPS)主催のシニア大会でも姿を見せた『ミッツポリス』も出動。警察に扮し、小池百合子東京都知事の似顔絵が描かれたお面をつけたボランティアたちが、“密”を防ぐため会場でソーシャルディスタンスを保つことを促した。

このミッツポリスは、ISPSの半田晴久会長が「深刻にならず楽しく」と取り入れた感染防止策だが、この伊豆の会場にも「コロナ禍で沈む女子プロを勇気づけるため」というユニークな“秘策”が用意された。それが『ジャ・パン作戦』だ。

この2日間、クラブハウスには選手、キャディ、関係者が食べられるパンがまさに山積みとなって置かれている。その数、実に2日間で2000個。実質“食べ放題”ともいえる大盤振る舞いがされているのだ。さらにそのパンは銀座三越などで販売される「ダロワイヨ」と「ジョアン」という高級品。実際に、コースの至るところで美味しそうにパンをほおばる女子プロの姿が目に入ってくる。

この企画は、ISPS専属契約プロの酒井美紀がパン好きだったことを知った半田会長のアイデアで実現したのだとか。ということで、その“張本人”に話を振ってみた。すると「パンが好きと話したら、『たくさん用意してあげる』と言っていただいて。ハーフターンもそれが楽しみでした(笑)」と自然と笑みがこぼれる。多くの選手が喜んでいることを知った時も、「パンが好きって答えてよかったなと思います」。この2日間で「ラウンド中に食べられるだけ食べます(笑)」という宣言も飛び出した。

酒井の答えを聞いた会長が思いついた、『さすが、ここはジャパンだなと思いました』というダジャレ?が形になったのがこの作戦。説明文には『パンだけを持って行くことがないように。そんな人を“ルパン三世の一党”と名付けます』なんていう一文も発見!コロナで沈む気持ちを明るくしようと開催された女子ゴルフの試合現場は、大勢の選手とギャラリーと、そしてパンによって、とても楽しい雰囲気が漂っています。

<ゴルフ情報ALBA.Net>