黄金世代・吉川桃が喜び&戸惑いの大会制覇 初の“優勝兜”に「自分の頭じゃないみたい(笑)」

黄金世代・吉川桃が喜び&戸惑いの大会制覇 初の“優勝兜”に「自分の頭じゃないみたい(笑)」

ISPSの半田晴久会長(右)と笑顔の吉川桃(撮影:ALBA)

<ISPS HANDA 医療従事者応援 チャリティレディーストーナメント 最終日◇4日◇伊豆大仁カントリークラブ(静岡県)◇6513ヤード・パー72>

チャリティマッチながら女子では今年初めてギャラリーを入れて行われた大会は、トータル12アンダーで“黄金世代”の吉川桃が優勝した。吉川には賞金として600万円が贈られ、ここから地元の医療機関などへの寄付が行われる。


ルーキーの笹生優花との激しい優勝争い。15番で4.5mのバーディパットを沈め1打差をつけると、そこから逃げ切った。「バーディを獲られては入れ返してという戦いでした。でも、やるべき事をやっていこう、そう考えていました」。チャリティマッチとはいえ、プレーが始まれば真剣勝負の場。2打差のトップから出た18ホールは、「伸ばしあいの展開だったので、しびれました」とプレッシャーとの戦いでもあった。

2日間で12バーディを奪い、さらにボギーフリーという内容で“完全優勝”。この内容には大満足だ。というのも、「元々伸ばしあいが苦手で、ガマンするゴルフでないと上位争いができなかった。『何でだろうな』と思っていました」というのがゴルファーとしての悩みだったから。その“弱点”を克服したことが大きな自信となる。

表彰式では、国際スポーツ振興協会(ISPS)主催大会ではおなじみの“優勝兜”を頭にかぶり、「すごく重かったです。自分の頭じゃないみたいな感じでした(笑)」と思わず笑みもこぼれた。「まさか、かぶるとは思っていなくて…」と戸惑いながらも、出場選手、さらにギャラリーに勇ましい姿を披露し、そして祝福された。

「これからも充実した練習とトレーニングをしていきたいです。目標は、優勝することとシード権を獲ることです」。昨年、下部ツアーでプロ初優勝を挙げた“若武者”が、勢いそのまま、14日初日の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から再開するレギュラーツアーで飛躍を狙う。

<ゴルフ情報ALBA.Net>