『ヤーデージブック』無くすトラブル発生も… DJが単独トップに浮上!

『ヤーデージブック』無くすトラブル発生も… DJが単独トップに浮上!

ヤーデージブックはこのバッグのなかに? トラブルにも焦らずDJ(右)がトップに浮上(撮影:GettyImages)

<全米プロゴルフ選手権 3日目◇7日◇TPC ハーディング・パーク(米国カリフォルニア州)◇7234ヤード・パー70>

選手たちが試合中、何度もポケットから取り出してじっくり見入っている『ヤーデージブック』。これにはセカンドショットの距離や、グリーンの目なども含め、練習ラウンドで得た情報がびっしりと書き込まれているはず。


そんな大事なモノをDJことダスティン・ジョンソン(米国)は、第3ラウンドの途中に無くしてしまった。多くの選手ならきっとパニックになるに違いないが、DJは「たぶんキャディバックの底に落ちたんだと思う。でもラウンド中にコースでキャディバックからクラブを全部出して、探すのはイヤだった」と平然と話した。

幸いにもキャディーを務めるAJ(オースティン・ジョンソン)がもう1部持っていたのでそれを使ったのだという。しかしDJのメモはそこには書かれておらず、2冊が同じものというわけではない。

だが「そんなこと何も気にしていない。僕が使っているのは普通の『ヤーデージブック』。距離が分かればいいし、大した問題じゃない」と、やっぱり意に介した様子はなし。そんなリラックスした気分も功を奏したのか「ティショットもアイアンショットもものすごく冴えた」と3日目にしてトップに立った。

「一番良かったのはグリーン上」と、この日は24パット。9番こそダブルボギーを喫したが、8つのバーディーを奪った。2番で5m、4番で4mと序盤からパットを沈めると、終盤は15番で8m、17番も6mを決めた。この日沈めたのは約42m。3日間のパッティングストロークゲイン(パット貢献度)は堂々の1位につけている。

しかしフェアウェイを捉えたティショットはパー3を除いたホールの半分の7回。「最終日はもう少しフェアウェイに打てれば、もっとピンを狙っていける」と、ここが勝負のカギを握りそうだ。トップとはいえど2位とは1打差。5打差に20人がひしめく大混戦を制することはできるか? 36歳が2016年「全米オープン」以来となるメジャー2勝目を目指す。

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