“ディスタンスインサイトレポート”は来年の3月まで延期 R&AとUSGAが発表

“ディスタンスインサイトレポート”は来年の3月まで延期 R&AとUSGAが発表

現在、ドライビングディスタンスNO.1のデシャンボー(撮影:GettyImages)

今年2月、ゴルフの総本山R&AとUSGA(全米ゴルフ協会)が「飛距離について」の共同声明を発表した。


「世界のプロツアーにおいて著しい飛距離の増加は望ましくなく、大きな懸念を持っている。今後は進化する用具の規制も踏まえて、注意深く観察する。今後どのようなトピックスが必要かレポートを発表する」としていたのだが、世界中を襲ったコロナウイルス感染拡大の影響でツアーは中断。レポートの発表も延期されていたが、さらに来年3月まで延期すると発表された。

理由は「現在はこのパンデミックに対応することがもっとも重要」とし、「今後も飛距離に関するデータを注視していく」とした。

「飛距離が伸びればゴルフコースも距離の延長を求められ改造。その結果プレー料金は高くなり、アマチュアゴルファーには難しく、プレーに時間がかかり、料金増加という望ましくない方向へ進むことで、ゴルフ人口の減少に繋がる」という理由で懸念をしているという。

折しも6月のツアー再開後は体重を増やしたブライソン・デシャンボー(米国)が驚異的な飛距離アップを披露。先週の今季初メジャー「全米プロゴルフ選手権」では320ヤード超えのティショットを当たり前のように打っていた。

R&AとUSGAはゴルフをどのような方向へ進めるのか。その指針が示されるのは来年3月。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>