「伊澤さんと深堀さんはシニアのスイングじゃない」 シニアデビューを遂げた久保谷健一の驚き

「伊澤さんと深堀さんはシニアのスイングじゃない」 シニアデビューを遂げた久保谷健一の驚き

久保谷健一、シニアのレベルの高さに驚く(撮影:ALBA)

<ノジマチャンピオンカップ 事前情報◇20日◇箱根カントリー倶楽部(神奈川県)◇7036ヤード・パー72>

楽しみにしていたシニアデビューは“持病”の苦痛から始まった。レギュラーツアー通算7勝の久保谷健一は、今年3月に50歳の誕生日を迎え、開幕戦の「金秀シニア沖縄オープン」では45位タイとホロ苦い初戦となってしまった。


2002年の「日本プロゴルフ選手権」、12年の「日本オープン」の公式戦を含むツアー通算7勝の実力者。17年には45歳で「パナソニックオープン」に勝つなど、生きの長い選手として第一線で活躍してきた。しかし、50歳を目前に腰痛に悩まされてレギュラーツアーのシード権を喪失。満を持して迎えた今季、「この2年間、痛みが出ていなかったから治っちゃったと思っていたんだけど、情けない話で腰痛が再発しちゃいました」。久しぶりの長時間の移動などで持病が爆発してしまった。

前傾を深くしてティアップすることができず、フルスイングできない状態である。「ハーフスイングみたいなので打たないといけないから気持ちよくないですよね。回復気味だけど、まだ試合どうこう言える状態ではないですよ」と、レギュラーツアーと変わらずの久保谷節も健在だ。

「だけど試合は楽しいですよ。レギュラーツアーは距離も長いし、世代のギャップもありますから。昔からよく知っている人が多いから楽しみになりますよね」とモチベーションは高い。それと同時にレベルの高さも感じた。

「先輩方は技術もあるし、飛距離も落ちてないんです。本当にいいゴルフをしないと上位にはいけないと思います。特に伊澤(利光)さん、深堀(圭一郎)さんはすごいですよ。シニアのスイングじゃないですから」。学生時代、レギュラーツアー時代からしのぎを削ってきた先輩の生き生きとした姿には刺激を受ける。

今年はレギュラーツアーへの出場も数試合予定しているが、シニアがメイン。「45歳以上でレギュラーツアー優勝」の資格で「全米プロシニア」にも出場する予定だ。「シニアになったら易しいクラブにしたい」とカーボンシャフトのアイアンをテストしたり、シニア仕様に変えている。「まずは気持ちよくゴルフができるようにしたい。ちゃんとスイングをして、なんとなくゴルフをしている感じが欲しい。結果はどうあれ、まずはそこが欲しいですね」。謙遜も込められているが、腰痛さえ治まればというところ。再び先輩や仲間と“楽しく”真剣勝負をするために、まずは体調を整えるところからスタートとなる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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