コロナ療養期間で光 佐藤大平が「世界一」のパット名手から学んだこと

コロナ療養期間で光 佐藤大平が「世界一」のパット名手から学んだこと

パットは自然体 佐藤大平がコロナ復帰2戦目でV争い(撮影:上山敬太)

<ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 3日目◇23日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7071ヤード・パー71>

3月29日に新型コロナの陽性判定が出て、国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」の欠場を余儀なくされた佐藤大平。ホテル療養期間は「無症状だったので、いい時間というか、ゴルフを見つめ直せた」と振り返る。


前週の「関西オープン」で佐藤自身の開幕を迎えたが「コロナ明けでしっかり自分のゴルフができるように、アクセルを踏めるように準備だけはしておこうと思っていた。スイングのことも考えてトレーニングもできていた」。オフは松山英樹のトレーナーでもある飯田光輝氏とトレーニングに取り組んだ佐藤。また、療養先のホテルにはパターとボールを持ち込み、「世界一パットが上手いと言われていた」ブラッド・ファクソン(米国)のSNSを見て、パッティングの研究も行った。ファクソンは米国男子ツアー通算8勝を挙げたパットの名手で、ローリー・マキロイ(北アイルランド)などもアドバイスを受けている。

「僕はブラッド・ファクソンが大好きなんですよ。自然体で硬くない。すごくナチュラルな感じで自分もああなりたいと思いました。僕はけっこうパターに悩んでいたので、考えすぎて硬くなっていた。僕のキャディが英語ができるので翻訳してもらって、ずっとファクソンのインスタを見ていました。ヒマでしたから。『一番リラックスできて、ナチュラルに打てる形を作れ』って言っていましたね」

佐藤は3日目を終えてトータル15アンダー。トップと3打差の8位タイにつけている。あすの最終日に向けては「優勝争いを意識する位置ではないと思う。みんな伸ばすだろうし、1打1打集中して頑張ろうかなと思います」と謙虚に話す。ファクソンから学んだパットが火を噴けば、逆転する可能性も十分にある。(文・下村耕平)

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