クラブは11本!? バッグを担いだセルフプレーで初優勝【きょうは誰の誕生日?】

クラブは11本!? バッグを担いだセルフプレーで初優勝【きょうは誰の誕生日?】

昨年のミズノオープンでツアー初優勝を挙げたパグンサン(撮影:ALBA)

きょう5月11日は、フィリピン出身のジュビック・パグンサンの44回目の誕生日。昨年5月の「ミズノオープン」で自らバッグを担いでプレーし、日本ツアー参戦10年目にして初優勝を遂げたベテランプレーヤーだ。


プロゴルファーの父親の教えでゴルフを始めた。20代後半まではアマチュアとしてプレーし、母国フィリピンをはじめ、タイやマレーシアのアマチュア選手権を制した。2006年にプロ転向し、同年はアジアンツアーで賞金ランク7位に入ってルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。11年には未勝利ながらフィリピン人として初のアジアンツアー賞金王に輝き、12年から日本ツアーを主戦場とした。同年に沖縄で行われた「日本オープン」で、優勝スコアが8オーバーという強風が吹く難コンディションで2位に入るなど賞金ランク27位に入り、シード権を獲得。以後、シードを守り続けてきた。

日本に来て10年目となった21年の「ミズノオープン」で、ついにその時が訪れた。コロナ禍でハウスキャディ不足などの事情もあり、セルフプレーがOKとなった大会で、パグンサンはバッグを担いでのプレーを選択。セルフでのプレーは3試合目だったが、負担を軽減するために、アイアンの3、4、6、8番を抜いて、19度のUTを入れる11本のセッティングに。距離が合わない時には、ボールを高く上げて距離を稼ぐなど、自在にボールをコントロールし、最終日もスコアを伸ばして逃げ切り。それまで日本ツアーでは、2位が7回と勝てないでいたが「やっと開放された」と白い歯を見せた。

この優勝でオリンピックゴルフランキングを一気に上げ、夏にはフィリピン代表として東京五輪に出場した。風の強いフィリピンでゴルフを技術を磨き、アマで実績を積み、28歳でプロ転向。日本での優勝には10年かかったものの、巧みな技とタフなメンタルを証明してみせた。難しいコースセッティングになればなるほど、力を発揮するタイプ。風が吹いたら要チェック!

<ゴルフ情報ALBA.Net>