人種問題に言及 タイガー・ウッズのドキュメンタリーが29日にいよいよ放映

人種問題に言及 タイガー・ウッズのドキュメンタリーが29日にいよいよ放映

タイガーと父の故・アールさん(2001年ごろ)(撮影:GettyImages)

米スポーツ専門局のESPNが制作したタイガー・ウッズ(米国)のドキュメンタリー、“タイガー・ウッズ:アメリカズ・サン”が米国の感謝祭ホリデーの最終日、29日に放映される。


その内容は、タイガーのゴルフの奇跡ではなく、これまで語られて来なかった“人種問題”に大きく踏み込んでいるという。

14歳のタイガーにインタビューした映像では、「カントリークラブでプレーするときに人種差別を感じたことはあるか?」と聞かれると「毎日だ」と答えるタイガー。「毎日、というよりも、有名なカントリークラブに行くといつも感じている。『ここで何をしている?』、『ここにいるべきじゃない』といわれている気がした」とタイガー。

その後タイガーは「マスターズに勝ちたい。黒人はあそこにいるべきじゃないといわれてきた。僕は黒人だから、もし僕がマスターズに勝ったら、ジャック・ニクラスよりも大きいかもしれない。バスケットでいうとマイケル・ジョーダン。そういう感じだと思う」と1990年のタイガーが語っている。

黒人の父、タイ人の母を持つタイガーは、若き頃には自身のことを“カブリネイジアン”という造語で呼び、白人、黒人、ネイティブアメリカン、アジア人との混じった人種だと語っているところが非常に興味深い。今年は春先、マイケル・ジョーダンのドキュメンタリー、全10話が放映されて大きな話題となったが、今回はゴルフと人種の歴史がよく分かるドキュメンタリーという。日本での公開にぜひ期待したい。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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