プロ気分になれる“新発想”練習環境 佐伯三貴監修のインドアレンジがスゴイ

プロ気分になれる“新発想”練習環境 佐伯三貴監修のインドアレンジがスゴイ

佐伯三貴が監修した室内練習場は“プロ気分”で練習できる(撮影:ALBA)

国内女子ツアー通算7勝を誇り、2019年にツアーの第一線を退いた佐伯三貴。女子プロの木戸愛や母校の東北福祉大ゴルフ部のコーチを務めるなど後進の指導にあたる傍ら、LPGAのコースセッティング委員やテレビ解説などのメディア出演と活躍の幅を広げている。そんな佐伯が、今度は“新発想”のインドアレンジの監修を行ったという。


今年2月、福岡県博多市のベイサイドに「アイズゴルフスタジオ」がオープンした。スタジオは最新のスイング解析機とカメラを備えた6打席に加えて、“ドリル”スペースやパッティンググリーンなども備わっている。佐伯とオーナーの竹田真実氏は東北福祉大学ゴルフ部時代の同級生という縁があり、ひと肌脱ぐことになった。

佐伯がこだわったのは“練習環境”だ。「ゴルフスタジオの監修を頼まれたときに、どうせなら他にないスタジオを作ろう、って話をしました」。弾道やスイングを解析する最新機器が打席にあるインドアスタジオはよく見かけるが、周りを見渡すと練習器具が豊富にそろえてある。

「私が現役時代に使ったことのあるものや、実際に試してよかった練習器具ばかり集めました。30種類以上はあります。それに、後輩たちに教えているテニスラケットや、野球のバットを使ったドリルができるようにもしています」。ツアープロが使用する定番の練習器具から、トーナメント会場でプロが使用する最新のモノなど、選手&コーチ目線で佐伯が認めた器具ばかりが並ぶ。

ドリルスペースでは野球のトスバッティングやテニスラケットでボールを打つこともできる。ゴルフはスイング中の上下動が大きくなるとミスしやすい。トスバッティングで体の上下動を抑える感覚をつかめる。また、テニスラケットを片手で持ってテニスボールを打つことで、フェース面の意識や体と腕の一体感を得るためのドリルになる。これらは佐伯が指導する際に使うドリル。佐伯の実家にはインドアの練習スペースがあり、練習器具も豊富にそろう。その佐伯家を再現した、“佐伯メソッド”を味わえるのだ。

器具を使うことのメリットについてこう話す。「実際にプロは器具を使ったり、ドリルをやって理想のスイングに近づけます。ボールを打つだけよりも体の使い方を覚えられるので、スイングにリンクさせやすく、身につくのも早いと思うのです。それに、一般の方はプロがどんな練習をやっているか興味もありますよね」。器具を使うことにより、初心者でもゴルフスイングの感覚をつかみやすかったり、中上級者がワンランクアップを目指してスイング改造を行う際にも有効だという。

通常スタジオでは、佐伯や松山英樹ら多くのプロゴルファーを輩出する東北福祉大出身者を中心としたプロのレッスンを受けられるが、器具も使い放題。また、「普段は一般のアマチュアにはレッスンしない」という佐伯も2〜3カ月に1度と不定期イベントながら、マンツーマンレッスンを行っている。

2月にオープンしてから“佐伯メソッド”を求めて多くのアマチュアで賑わっているという。ツアープロのコーチやセッティング委員、テレビ解説などで存在感を示しているが、一般アマチュアへの上達も影ながら応援している。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

【関連ニュース】