飛ばし屋和久井麻由が耐えるゴルフで、マイナビネクストヒロインツアー史上初の2戦連続優勝!

飛ばし屋和久井麻由が耐えるゴルフで、マイナビネクストヒロインツアー史上初の2戦連続優勝!

「耐えるゴルフは私の持ち味」と話した和久井(撮影:福田文平)

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第3戦ASO COLLEGE GROUP Design your future cup 最終日(1日競技)◇17日◇麻生飯塚ゴルフ倶楽部(6407ヤード・パー72)>

将来ツアーで活躍することを目指す若手女子ゴルファーが経験を積むための場を提供するトーナメントとして、2019年に始まったマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(以下MNGT)。22年は年間12試合を開催する予定で、17日は第3戦ASO COLLEGE GROUP Design your future cupが麻生飯塚ゴルフ倶楽部(福岡県)で行われた。


前半9ホールを終えて首位は2021年MNGTで1勝の政田夢乃と地元福岡県出身の多田文馨が並んだ。1打差の2アンダー2位タイには22年MNGT第1戦優勝の中野なゆ、第2戦優勝の和久井麻由、そして木村円にMNGT初参戦の星川ひなのと実力者が続いた。

前半はグリーンまで見通しのいいホールが続くが、後半はティショットの落としどころが狭く絞られるドッグレッグホールが多く、気の抜けないラウンドとなる。

一進一退の攻防が続き、頭ひとつ抜け出したのは和久井だった。前半3バーディ・1ボギーの2アンダー。折り返して後半は10番でボギー発進ながらも2バーディ・2ボギーのイーブンでトータル2アンダーでの優勝だった。

第2戦でMNGT初出場の初優勝、そして今大会でMNGT史上初の2戦連続優勝を遂げ、初続きの勝利となった。

「まさかのまさかでした。ショットが左右に乱れていて、パッティングに助けられた感じです。でも耐えるゴルフは私の持ち味。次戦も耐えて頑張ります」と、和久井。

ドライバーの飛距離は軽く250ヤードを超える和久井だけに、耐えるゴルフが持ち味というのは意外だったが、今大会では確かに難しいホールで耐えていたのが印象に残った。

「情けないのは18番のボギーです。ティショットを左に曲げて、残り154ヤードのセカンドで8番アイアンを打つところを7番で軽く打とうと思い、グリーンの奥へ。そこからアプローチもピンをオーバー。5メートルのパットを外してボギー。次戦はガッツポーズで勝ちたいです」と、振り返った。

この日の目標スコアが60台だったというだけに、18番のボギーが悔やまれるのだろう。だが今大会での優勝で、さらに自信がついたはず。この経験は10月に始まるプロテストの2次予選に向けて、大きな糧となるはずだ。悔しさを前面に出しながらも、笑顔で連続優勝をよろこんでいた表情に「絶対合格する」という決意がにじみ出ていた。

次戦MNGT第4戦「Sky Hybrid Ladies Cup」は5月27日(金)にセントクリークゴルフクラブ(愛知県)で開催される。着実に成長し続ける和久井を見ていると、3戦連続優勝に期待をしてしまう。プロテストに向けて確かな手応えをつかみ取ってほしい。(文・河合昌浩)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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