“緊張”と“笑い”に包まれたスタートホール シニアデビューの今井克宗は緊張から「77」と出遅れるも「明日からは大丈夫」

“緊張”と“笑い”に包まれたスタートホール シニアデビューの今井克宗は緊張から「77」と出遅れるも「明日からは大丈夫」

「カァーって言ったよ」と記念すべき1打目を笑いに変えた今井克宗(撮影:ALBA)

<すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント 初日◇2日◇イーストウッドカントリークラブ(栃木県)◇6867ヤード・パー72>

8年ぶりの競技は緊張と笑いから始まった。2014年にレギュラーツアーを引退したツアー通算2勝の“ラ・ボンバ”今井克宗のシニアデビュー戦。スタート時間が近づくと、ややこわばった表情で「ヤバイ」を連発。破天荒男もさすがに緊張を隠せない。隠すどころか「俺シニアデビューです。緊張する」と自ら“緊張”を放つとティイングエリア全体に緊張感が広がった。


同組の深堀圭一郎、篠崎紀夫がティショットを打つと、「シニアデビュー戦の今井克宗!」とコールされ緊張はピークになった。「ルーキーなんで、笑ってくださいね」と今井。マネジメント的に3番ウッドを握り、アドレスに入る。静まり返ったところでバックスイングを上げると、木に止まっていたカラスが「カァー」とシニアデビューを祝うかのようにひと声。今井の耳にもしっかり届いており、打った瞬間に「今、『カァー』って言ったよ〜」と“ラ・ボンバ”らしく笑いを誘った。

1番ホールは左サイドにOBゾーンがあるため、「狙い通りスライス系のボール」で許容範囲の右ラフに止まった。2打目はパーオンを逃して2メートルのパーパットを外してボギー発進。続く2番、3番はパーで終えたが、谷越えの4番パー3は「ドダフリ」してボールは谷に消えてOB。このホールをダブルボギーとすると、続く5番パー4は、「あり得ないところにあたってドチーピン」とここでもボールはOBゾーンに消えて、このホールはトリプルボギー。「すごく緊張していましたよ。無意識に力が入ってましたね。OB2発で緊張がほぐれました」。5ホールで6オーバーとなったが、6番以降は1アンダーにまとめ、この日は5オーバーの「77」。68位タイのホロ苦デビューとなった。

「1番で笑いが取れたのはよかったです。50人は笑わせましたよ(笑)」と話したが、スコアに関しては満足のいくものではない。「今日は緊張したけど、明日からは大丈夫。まずはイーブンパーに戻しますよ」と勝負師の目になった。今井の愛称の“ラ・ボンバ”はスペイン語で爆発を意味する。残り2日は爆発するゴルフを見せる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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