高速コーライグリーンを長尺で攻略 地元では人気コーチの山本太郎が2位発進

高速コーライグリーンを長尺で攻略 地元では人気コーチの山本太郎が2位発進

ぶっつけ本番の長尺パターが奏功 山本太郎は「68」の好発進(提供:JGTO)

<LANDIC CHALLENGE 9 初日◇8日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)<7125ヤード・パー72>

コーライグリーン攻略のカギは長尺だった。国内男子下部のABEMAツアー第4戦で、プロ7年目の山本太郎が7バーディ・3ボギーの「68」で回り、首位と1打差の4アンダー・2位タイで初日を滑り出した。


インから出た山本は13番パー4でバーディを先行させると、15番から4連続バーディで折り返す。風が強くなってきた後半は1つ落としたが「今日は上出来です」と振り返る。「気持ちを前に出し過ぎず、大事に行きすぎず、淡々とできたのがよかった」と落ち着いたプレー、落ち着いたショットにつながったという。

舞台は国内男子ツアーの「Sansan KBCオーガスタ」でお馴染みの芥屋GC。ツアー唯一のコーライグリーンとして数多くのドラマを生んできた。コーライといえばグリーンスピードが遅いイメージがあるが、芥屋のコーライはツアープロも納得の高速の仕上がりを見せる。

山本のグリーン攻略に役立ったのが長尺パターだ。「短いパターは左手が動かなくなってしまって、長尺を試したら結構よかったんです。試合ではほぼぶっつけ本番で使用しましたが、高速グリーンにうまく対応できました」と胸を張る。

2016年にプロ転向した山本は、高校時代は団体戦で全国制覇に貢献。日本大学時代は「関東学生」を制している。足の負傷などもあり、ツアーの出場権をかけたQTでは思うような結果を残せておらず、ツアーには縁のない生活を送ってきた。足のリハビリをしながらレッスン業に勤しんでいたが、気づけば生徒数は約400人の人気コーチになっていたという。

昨年末のQTでようやくファイナルに進んで、今季のABEMAツアー出場権を手にした。ここまで3戦して予選通過は1(47位タイ)にとどまっている。4戦目にして最高の出だしとなった。「今までゴルフに対して気持ちを前面に出してやっていました。今日は練習ラウンドをしている気持ちでプレーしたら精神的な疲れもなく、ショットとパットがかみ合い、新しい発見がありました。明日も意気込み過ぎず、一喜一憂せずに自分のプレーに徹したい」。残り2日、気持ちを抑えてプレーをする。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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