デシャンボーのLIVゴルフ参戦が正式発表! 一方、PGAツアーの停止処分に反発する選手も

デシャンボーのLIVゴルフ参戦が正式発表! 一方、PGAツアーの停止処分に反発する選手も

デシャンボーの左袖からスポンサーが消えることになる(撮影:GettyImages)

<LIVゴルフ開幕戦 at ロンドン 初日◇9日◇センチュリオンクラブ(イングランド)>

ロンドン郊外のセンチュリオン・クラブで行われている『LIVゴルフ』のインビテーショナル・シリーズ初戦は大会2日目が終わった。ショットガンによるスタートがされた直後に、ブライソン・デシャンボー(米国)が米オレゴン州ポートランドで6月30日開幕の第2戦に参戦することが、LIVゴルフから正式に発表された。


「ブライソン・デシャンボーの仲間入りは、LIVゴルフに大きなエキサイトが加わる。彼のスポーツに対する革新的な取り組みは、我々の新しい時代に大きく共鳴するもの。ブライソンのエネルギーとパワーはポートランド、またそれ以外の場所で大会に熱烈な興奮を生むことだろう」とLIVゴルフのCEO、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がコメントした。

米PGAツアーはロンドン開催の開幕戦に出場したツアーメンバー17名にツアーメンバー停止処分をすると発表しているが、第2戦は米国内での開催となり、「メンバーは同週にPGAツアーが開催されている場合は北米での他のツアーには出場できない」という規定から、デシャンボーもメンバー資格を失うことは必至。前日にはデシャンボーと契約する住宅ローン会社の“ロケットモーゲージ”がスポンサー解除を発表している。

ところが、このPGAツアーのメンバー資格停止処分に異論を唱える選手も出てきた。ケビン・ナ、ダスティン・ジョンソン(ともに米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らが開幕戦出場前にみずからメンバー資格を返上する一方で、フィル・ミケルソン(米国)、イアン・ポールター(イングランド)は返上せずに戦う姿勢を見せている。

ポールターは「これまで世界中でプレーしてきたから、この大会もその一つ。それを違うように解釈するのはおかしい」と異論を唱える。「ゴルフの発展を考えているし、何も悪いことをしていない。権力闘争で、非常に残念なこと」とし、法廷闘争へと向かうことを示唆した。

またガルシアは米PGAツアーのメンバーを返上した一方で、DPワールド(欧州)ツアーの資格は保持したまま。

「僕は欧州の選手だし、欧州ツアーが大好きだ。だから23年間も欧州ツアーメンバーとして戦ってきた。欧州ツアーがどういう決断をするか待たなければならないが、できればLIVゴルフと欧州ツアーの両方を戦いたい」と欧州ツアーのキース・ペリー会長がPGAツアーとは違う決断で、メンバー資格停止とならないことを願った。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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