YouTubeのコラボ企画で“イップス”克服 堀川未来夢が“第二の故郷”で復活の狼煙を上げる

YouTubeのコラボ企画で“イップス”克服 堀川未来夢が“第二の故郷”で復活の狼煙を上げる

いつも明るい堀川だが、今週はより明るく見える(撮影:岩本芳弘)

<日本プロゴルフ選手権 初日◇4日◇グランフィールズカントリークラブ (静岡県)◇7219ヤード・パー71>

YouTuberの真骨頂を発揮した。第1ラウンド、7バーディ・2ボギーの「66」をマークした堀川未来夢が首位と1打差の2位タイで第1ラウンドを終えた。5週間のオフの間にYouTubeのコラボ企画で自身の“病気克服”のヒントを得て好発進につなげた。


バーディ量産はパッティングが支えた。「きょう良かったというより、パッティングがかなりいい手応え。このオフに見つけられて後半戦はいけるんじゃないかと思っています」。数年前から右手の動きがおかしくなるパターイップスを公言している。今季ここまで9試合に出場して予選落ちは1試合だが、20位以内に入った試合はゼロだった。

後半戦に向けて好感触をつかんだのは、5週間のオープンウィーク中だ。ツアー通算2勝で選手会副会長をこなす堀川は、チャンネル登録数22万人を超える人気YouTuberの顔も持つ。その休みの間にパットの名手・矢野東とのコラボ企画で開眼した。

「矢野東さんのアドバイスがピンときて、自分の中でかみ砕いてハメ込んだら良かった。グリップの握り方だったり、自分のイップス的症状を隠せる方法が見つかった感じです。まだ構えたときに嫌な感触はあるんですけど、それは経験値を積めばだんだん消えてくると思っているので、けっこうポジティブな感じです」。現代人らしい開眼方法で初日としては今季最高の滑り出しを見せた。

開催地の静岡県三島市は日本大学時代、4年間過ごした“第二の故郷”。開催コースのグランフィールズCCも日大ゴルフ部の練習場所としてよく利用した場所だ。「練習場関係やお世話になった方がたくさんいます。食事するところもたくさんあります。グランフィールズさんもすごくお世話になっているので、日大ゴルフ部のOBとして優勝することが一番の恩返しかなと思っています」。不安を解消しつつある堀川の“恩返し”週間が始まった。(文・小高拓)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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