「光紀さん教えて」 硬い地面、止まらないグリーンに笹生優花が助けを求めた相手

「光紀さん教えて」 硬い地面、止まらないグリーンに笹生優花が助けを求めた相手

リラックスムードで初日を迎える笹生優花(撮影:ALBA)

<アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ 事前情報◇28日◇オールドアメリカンGC(米テキサス州)◇6517ヤード・パー71>

前週は最終日最終組をプレーした笹生優花。流れをつかめずに失速し、逆転での優勝はならなかったが、今週は気分一新、笑顔での調整を進めてきた。


昨年の「全米女子オープン」で優勝を果たしているため周囲の期待は高いが、「そんなに優勝争いをしてきていないので」と、笹生自身は前週の敗戦も経験のひとつ。これからというところなのは言うまでもない。

今週はまた新たな週で「楽しみたい」という気持ちはいつもと変わらず。この言葉が笹生の本心であり、自分への過度な期待をせずに臨む姿勢は変わらない。そして、今回は拠点を置くテキサス州ダラスということもリラックスの要因のひとつ。

借りている自宅から通勤するため、「知っているベッドではあるので、安心して寝られそうかな(笑)」と常に住んでいるわけではないものの、やはりそこは気持ち的にも睡眠的にも安心感があるという。

地元といっても、今回のコースは初体験。地面が硬く、風も強く、グリーンが小さいという複合要素がからむ難易度には少々お手上げ。そのため、プロアマが行われた水曜日は、大会を放送するWOWOWのラウンドリポーターを務め、米ツアー参戦経験もある片平光紀にアドバイスを求めるシーンもあった。

「リンクスみたいです。グリーンは硬いけど小さいし、そんなに低い球も打てないし、どうしたらいいかわからない(笑)」とぼやき節の笹生。それに対し片平は「外してもアプローチでセーブ」と答えれば、「乗らない前提で話しているじゃないですか(笑)」と仲良く会話が進む。そんな会話をしながら不安を取り除いているのもほほ笑ましい。

その後も片平が笹生のショットを見ながら、楽しげな会話は続く。片平が送ったひと言を試すなど、笹生にとってはそんな時間も新たな発見とリラックスムードをつくるひとつの時間。その後はプロアマで9ホールの調整。ショットの面では、心配など無用の豪快さを披露した。さあ、初日はどんな結末になるか。まだまだ成長途中の笹生は“楽しんで”初日を迎えることになる。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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