アダム・スコットがノーマンを擁護 LIVゴルフは「悪の権化ではない」

アダム・スコットがノーマンを擁護 LIVゴルフは「悪の権化ではない」

LIVゴルフに対しての見解を示したアダム・スコット(撮影:GettyImages)

アダム・スコット(オーストラリア)は30日、スイスの自宅からオーストラリアメディアにカンファレンスコールでの取材に応じ、「グレッグ(ノーマン)との関係は、今もとても良好」であること、さらにそのノーマンが率いるLIVゴルフもスポーツにとって「悪の権化ではない」とノーマンを擁護した。


また多くの母国の友人たち、キャメロン・スミス、マーク・リーシュマンらがLIVゴルフへと移籍していることで何か怒りを感じるかと問われると、「まったくない」ときっぱり。

サウジアラビアの政府系ファンドが巨額マネーでバックアップするLIVゴルフは、同国の問題を覆い隠そうとする“スポーツウオッシュ”だと批判を集めている。それでも「彼らがLIVゴルフに行ってからも、関係はなにも変わっていない」という。「彼らはオファーを受けて、それが彼らにとって合うものだった。それが彼らにとって良いことだということを本当に願っている」とスコット。

PGAツアーとLIVゴルフの間では「選手間でも軋轢(あつれき)があるのは確かだ」としたが、「彼らの間で平和を取り持つようなことはしない」と両方の主張に理解をみせた。

また、母国の英雄でもあったノーマンに関しては、「グレッグが心から信じてやっている。責めるようなことはなにひとつない。もちろんゴルフ界を揺るがした。このようなことは過去には一度もなかったこと。でも、きっともっと良いゴルフ界になると前向きに捉えている」と話した。

スコット自身は「LIVゴルフへの参戦へ意向はない」と明確にし、「PGAツアーで戦うことが僕には合っている。まだPGAツアーで達成していないことがあり、ギブアップはしていない」と2013年の「マスターズ」覇者はメジャー制覇への意欲をみせた。「ただ、時間がどんどん過ぎ去っていく。最近はほとんどの試合で一番年上だ」と42歳は笑った。

今年は「日本オープン」(10月20〜23日、兵庫県・三甲GCジャパンC)に3年ぶり出場予定。母国で行われる「フォーティネット・オーストラリアPGA」 (11月24〜27日・ロイヤル・クイーンズランドGC)、「ISPSハンダ・オーストラリアオープン」(12月1〜4日・ビクトリアGC、キングストン・ヒースGC)への参戦も発表した。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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