早めの2勝目に「ホッとしています」 ルーキー・河本力がポイント制大会で2週連続V狙う

早めの2勝目に「ホッとしています」 ルーキー・河本力がポイント制大会で2週連続V狙う

ルーキーシーズン3勝目を狙う河本力(撮影:岩本芳弘)

<For The Players By The Players 事前情報◇5日◇THE RAYSUM(群馬県)◇7137ヤード・パー71>

先週の「バンテリン東海クラシック」で今季2勝目を挙げた河本力。ルーキーシーズンで複数回優勝を遂げたのは史上4人目となったが、残りのシーズンでの偉業達成に向けて、今大会で新たな一歩を踏み出す。


ツアーを主管するJGTOは、詳細な資料が残る1985年以降のルーキーシーズンで複数回優勝を遂げたのは2013年の松山英樹(4勝)、202-21年の金谷拓実(2勝)に次ぐ史上3人目としたが、1981年の倉本昌弘も初年度に4勝を挙げている。

先週の優勝インタビューで河本は、残りのシーズンで「上に立っている人たちは上手いし、強いのは分かっている。賞金王というのはおこがましいけど、なれたらうれしいなって感じです。3勝目、4勝目は狙っている」と話した。松山以来2人目の新人賞金王、そして倉本と松山の勝利数に肩を並べる意欲はある。

大会前日に調整を行った河本は、「調子は悪くないですが、コースが難しく感じます」。グリーンの傾斜を警戒し、バーディパットをいい位置から打てることをポイントに挙げた。

今大会は従来のストローク方式ではなく、ポイント制のステーブルフォード方式(※)。アグレッシブに攻めることが求められるため、ドライビングディスタンス326.41ヤードで1位の河本向きかと思われたが、本人の印象は違う。「やったことがないのでわからない」とした上で「僕はそんなにバーディをいっぱい獲れるプレーヤーではないと思っています。バーディを獲るよりボギーを打たないマネジメント、セーフティなマネジメントが今の僕のスタイル」と話す。

そうはいっても、今季の平均バーディ数は4.316の9位で決して少なくはない。また、先週最終日の15番パー5では6番アイアンで2オンに成功してイーグルを奪うなど“飛び道具”は持っているのは誰もが認めるところだ。

8月末の「Sansan KBCオーガスタ」で初優勝を遂げてから5戦目で2勝目。周囲からは2勝目は苦しむといわれていたが、「こんなに早く挙げられると思いませんでしたし、そこはうれしかったし、ホッとしました」と表情を和らげる。「みなさんからほめていただくことはありますけど、自分ではまだまだだと思っていますし、もっともっと強くなりたいです」と勝って兜の緒を締める。まだまだ発展途上と自らについて話すが、“アグレッシブ大会”で金谷超えの3勝目を狙う。

※ステーブルフォード方式では、バーディやパーなどをポイント換算して総合点を競う。今大会はアルバトロス=8ポイント、イーグル=5ポイント、バーディ=2ポイント、パー=0ポイント、ボギー=マイナス1ポイント、ダブルボギー以上=マイナス3ポイントとなる。各ホールでダブルボギー以上が確定した時点で、ボールをピックアップすることも可能。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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