フィル・ミケルソンはスロープレーの心理作戦? 最終ホールまでもつれるも惜敗

フィル・ミケルソンはスロープレーの心理作戦? 最終ホールまでもつれるも惜敗

最後は握手 フィル・ミケルソン(左)はこれで今季終了…(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)

<LIVゴルフ最終戦 at マイアミ 初日◇28日◇トランプ・ナショナルGC ドラル(米フロリダ州)>

フィル・ミケルソン(米国)と世界ランキング3位で今年の「全英オープン」覇者キャメロン・スミス(オーストラリア)によるシングルマッチの行方は、最終ホールまでもつれ込んだ。


9番パー3からスタートし、スミスがいきなり1アップ。しかしミケルソンはすぐに11番、14番で獲り返して逆転した。18番で再びオールスクエアに戻ると、タイのまま最終8番パー5を迎えた。

ティショットはラフを超えてフェアウェイセンターをとらえたスミスに対し、ミケルソンはわずか1ヤード足らずにラフに捕まった。「あのライではグリーンが狙えなかった。右にだけ行くように注意した」と、左の池を警戒して打ったミケルソンの2打目はグリーン右のバンカーへ。一方のスミスも、わずかにグリーン右ラフにこぼした。

ともに3打目をカップに寄せて、ミケルソンは3メートル、スミスはその内側の2.5メートル。先に打ったミケルソンのバーディーパットはカップをかすめて入らず、スミスがフックラインを読み切りバーディを奪うと右手でガッツポーズをみせた。勝負を見守ったチームメイト、マーク・リーシュマン(オーストラリア)らから大歓声を浴びた。

「最終ホールは、なぜフェアウェイを外れたのか…、分からない。ウェアウェイなら簡単にバーディー、イーグルも狙えたのに。あれではキャメロンのような素晴らしい選手には勝てない」と、ミケルソンは悔しさをにじませた。

「二人ともショットはすごく良かったが、僕は思ったようにパットを決められなかった」とスミスは内容には不満顔。「ミケルソンは“心理作戦”だったのか、プレーに時間がかかって、僕らは3〜4ホール遅れていた?それ以外はすごく良い戦いだった。マッチは勝てて良い仕事ができた」と笑顔を見せた。

この勝利でスミス率いるチーム・パンチGCはセミファイナルへ。2日目は第3シードのファイアーボールズGCと対戦で、スミスはセルヒオ・ガルシア(スペイン)とのシングルマッチに臨む。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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