森美穂、長年の“愛器”に助けられ無欲の2位発進

森美穂、長年の“愛器”に助けられ無欲の2位発進

トータル3アンダー・2位の好スタートを切った森美穂(撮影:米山聡明)

<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 初日◇8日◇登別カントリー倶楽部 (6,750ヤード・パー72)>

 ツアー史上最長の距離と深いラフ。多くの選手がスコアメイクに苦しむ中で、首位に立ったのは直近6戦で予選落ちを喫していた森美穂。5バーディ・2ボギーの“69”をマーク、3アンダーの単独2位と好位置につけた。


 この結果は「全然予想していなかったです」と本人にとっても予想外。「朝の練習場からショットの調子が良くなくて、つかまらない球が多かったんです」。ボールは右に行きがちな球ばかりだったが、「同じ方向にしか曲がってないから、どんな汚い球でもフェアウェイに置いていこう」と冷静に自身の調子を把握してコースへ。「今日はマネージメント、ジャッジがしっかりできました」、己を知っていたことが好プレーにつながった。

 またこの日は4番ウッド(ゼクシオ6、16.5度)もこの首位発進をサポート。ドライバーでフェアウェイを捕らえても、距離の出ない森はセカンドショットで距離が残る。約180ヤード飛ぶこのクラブで、1番、3番、15番パー3でチャンスにつけバーディを奪取。なお、「ウッドは3、4、7、9番の4本入っています。4、7、9は高校時代から使っています。ミスショットしてもロスが少ないから手放せないんです」、長年バッグに入っている相棒たちが今週いい働きをしてくれそうだ。

 開幕戦から11戦連続で予選落ち、6月の「サントリーレディス」から6試合連続で決勝ラウンドまで進んだが、また最近は2日間で姿を消すことが多くなっていた。「調子が良くなると欲張ってしまうのはあります。今週は難しいから集中力が増して、安全にいった。そういうゴルフをすればスコアに繋がる」、無理はしないこと、自分ができることを積み重ねていくことの大事さを思い知った。

 明日からも「自分から仕掛けていかないで、じっとバーディチャンスが来るのを待ちます」。今週は“無欲”で。ツアー屈指の美人プロ、このメジャーの舞台で、覚醒の時を待つ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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