「ボクらが動かないと」重永亜斗夢、熊本に自ら石川遼を呼んだ思い

「ボクらが動かないと」重永亜斗夢、熊本に自ら石川遼を呼んだ思い

自己ベスト“64”をマークし、2位タイにつけた重永亜斗夢(撮影:米山聡明)

<ANAオープン 初日◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

 北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に開幕した、国内男子ツアー「ANAオープン」。この日は晴天に恵まれ、風も穏やかなゴルフ日和。ビッグスコアを出す選手が多く出たが、その中で8バーディ・ノーボギーの自己ベスト“64”をマークした重永亜斗夢が8アンダーでフィニッシュ。2位タイにつけた。


 前日のプロアマの前、わずか5分という短い時間ながらショートゲームの名手、丸山茂樹に助言を求めた重永。そこで得た助言は「フィニッシュの位置を決めて、体幹しっかりそこまで振ること」。これまではスイング中に緩んでだり、ヘッドが減速して入ることがあったという。まだ、完璧にものにしたわけではないが、「そこは気をつけよう」とスタートした。

 出だしの3ホールはパーオンできなかったが、アプローチで寄せ粘りのパーを連取。「これで流れが良くなった」とそこからは4連続バーディを奪取。後半もプレーが噛み合い4つのバーディを奪う会心のゴルフとなった。「パッティングとショットの精度は徐々に良くなっている」が、アプローチには自信がなかった。「まだ1日だから、自信にはならないけど」、この日は今後につながるラウンドとなった。

 再来週の26日には地元、熊本の菊陽町にこの日首位に立った石川遼と赴き日本ゴルフツアー機構(JGTO)の慈善活動に参加。50名の小学生とスナッグゴルフをプレーする。クラブの契約メーカーが同じ「キャロウェイですし」、7月の日本プロの週に自ら石川に参加を頼んだという。

 ツアーきっての人気者が呼びかけに応えてくれたことに、「遼が来てくれるのには、すごい感謝しています。子供たちも地震にあったことを忘れるぐらい楽しんで欲しい」。自身の家族も1週間は車中での生活を余儀なくされ、精神的にはまだダメージを追ったままだという。「やっぱりボクらが動かないと。九州での試合は福岡と宮崎しかないから、増やしていきたいですし」。少しでも地元を勇気づけたい、北の大地でその熱い思いを吐露した。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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